北京冬季五輪雑感
数年前に買ったグリコの宇野昌磨選手オマケカードがこれだけダブってて、見事メダリストになった事で引き取り手が現れるかもと思いつつヤフオクを覗きに行ったら即決30円でも捌けない模様。ダメだこりゃ。逆に激安カードへ入札しまくってコンプしたくなったり。
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今大会でもまた色々あったが、いずれの問題も選手たちとは直接関係のない所で展開されてたりするし、もう五輪が利権まみれのイベントだなんて事は分かりきってるので、そういった諸問題と選手たちの活躍とは完全に切り離して捉えないと楽しむ事が出来ない。
裏舞台が真っ黒でドロドロでも選手たちは純粋に頑張ってて、少し前に放映されたアナザーストーリーズで有森裕子さんが語っていたスポーツ選手にとっては悲しいかなオリンピックしかないという言葉がやたらハートに響いた事もあり、釈然としない問題には目を瞑り連日連夜テレビ観戦。しかし今さっきまでフィギュアスケートのエキシビション観てたら、伊藤みどりさんの頃に比べるともうサーカスだね。ちょっと気になって伊藤選手が銀メダルを獲得したアルベールビル大会って何時だったか調べたら1992年。30年も前か・・
さておき個人的に印象的だったのはスノボ各種目の華麗な演技と会場の空気感、男子フィギュアスケートの世代交代、女子カーリングの頭脳プレイ。そして最も記憶に残った競技と言えば、やっぱりスピードスケート女子団体パシュート決勝だろうな。
俺ごときに結果云々を語る資格なんてないからそこはノーコメント。ただああいう時、観戦者の一人として最も適切な振る舞いは選手を励ましたり慰めたりする事じゃなく、選手と一緒に悲しみ悔しがる事じゃないかなと。
ドーハの悲劇もそうだったしリレハンメル大会での原田雅彦選手失速もそう。責めるのは勿論違うし慰めるのも違う。悲しむ選手たちと同化するしかないんだよ。女子パシュート決勝の日はたまたま休みだったからリアルタイムで観てたけど、俺はもう完全に同化し泣き崩れてた。酒飲みながらだが。
栄冠に輝く選手の姿に感動するのも、あともう少しの所で栄冠を逃し悲しむ姿に涙するのもスポーツ観戦の醍醐味。そう思うしかない瞬間だった。で、手元には平昌大会の女子パシュート金メダル獲得時の録画データがあったりするのでそれを観返し気持ちを立て直したり。こういう時こそ俺のコレクター気質がものを言うのだ。
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