魔太郎がくる!! 新書版の9巻
ここでネタにした魔太郎のTシャツエピソード、web検索したら少年チャンピオンコミックスの第9巻に収録されてる事が判明。しかも、後に刊行されるどのコミックにも再録されておらず、これを読みたければ新書版の古本を入手するしかない。
ヤフオクを覗いたら状態イマイチなれど数件出品されてて、まあ500円ぐらいで落とせるだろうと高をくくってたら高値更新され、いずれも落札額は1000円以上。大して高額じゃないにせよちょいプレミア物なんだな。
で、今日は仕事帰りに中野へ寄り道し、こういう時の強い味方まんだらけマニア館を覗く。もう当たり前のように陳列されててお値段は1500円。9巻に限らず新書版は多少状態が悪くてもこんな値段で、全13巻セットなんか2万以上する。割高かなぁと思いつつもヤフオクで多少安く落札したって送料とか含めると結局はこれ位になっちゃうし、折角来たので買って帰る。
おお~、これこれ。約半世紀ぶりの再会だぜ。多少記憶違いもあったけどラストカットの気持ち悪さはガキの頃に読んだ時と寸分違わぬ素晴らしさ。勿論そのカットは公開しない。見たい人は9巻の古本を買うように。
そう言えば、まんだらけへ行ったら古い記憶が蘇った。学生時代、まんだらけがまだブロードウェイセンター三階の一角でのみ細々営業してた頃に藤子A先生の原画が売ってて、あまりの見事さに卒倒。藤子作品には写真の切り貼りみたいな写実的カットがちょいちょい挟み込まれるけど、ガキの頃は単に写真を切り貼りしてるだけだと思ってた。ところが現物を見たらホワイト修正も入った紛う事なき手書きのペン画。もう全身に電撃が走ったわ。確か当時の値段は3万ぐらいだったか。すげー欲しかったけど貧乏学生には手が出なかった。
あの原画、web検索したら出てこないかな~と思いつつ試してみると、
これこれ!! これだよ~~!!! 資料的意味合いの引用ですのでどうかご容赦下さい(出展元はこちら)。
先にリンク貼ったけど、これもまんだらけのオークション(但しスタート価格25万のまま競り合いなしで落札)だから一部のマニアが買ったり売ったりを繰り返してるんだな。代表作ではない短編という事でこの値段に落ち着いてるのかもしれんが、俺には随分お買い得に感じられる。とは言え2019年はA先生がまだご存命なので、今じゃ倍ぐらいするかも。
しかしこのクリストファー・リーの写実画は本当に素晴らしい。ひょっとしたらアシスタント氏の仕事かも知れないが素晴らしい事に変わりなし。
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