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2022年6月 1日 (水)

トップガン マーヴェリック

職場の若手スタッフに絶対劇場で観た方が良いと熱く薦められたので観てきた。いやあ、良かったな。1作目とはかなりコンセプトの異なる作品ながら随所にオールドファンへの目配せやトニー・スコット監督に対する敬意が感じられ実に好印象。それに仕事仲間も言ってた通り、あのド派手なドッグファイトシーンはバカでかいスクリーンで観た方が満喫出来るに決まってる。あと個人的にグッと来たのがジェニファー・コネリー。御年50を過ぎてあの美貌は規格外つーか妖怪レベル。

ちなみに俺、1作目にさほど思い入れがなかったりする。日本で公開されたのは1986年だけど当時はアートかぶれの絶頂期で、娯楽作品を軽蔑する事にアイデンティティを見いだす低脳だったから巷で大人気のトップガンを認めない俺かっけーとか思ってた。若気の至りとは言え恥知らずにも程がある。

そんな奴だから観もせずにチャラい映画と決め付けてたけど、随分後になって全編しっかり観たら意外に骨太なんだよね。本作は更に骨太と言うか、ところどころファイアーフォックス的だったりハートブレイクリッジ的だったり、ちょっとイーストウッド作品を彷彿させる。

帰宅後Wikiで調べたら企画段階ではトニー・スコット監督がメガホンを取る予定だったのか。実現しなかった事はシネフィル的に残念の一語なれど、ジョセフ・コシンスキー監督を筆頭に制作陣が相当頑張ってスコット監督の演出スタイルへ寄せて作り上げてる。そんな映画愛に溢れた作品で個人的にも愛おしい。手元に1作目の録画BDがあるので久々に観返したくなったよ。

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