阿佐ヶ谷 酒ノみつやで角打ち
5連休最終日、夜に都心で所用があるので少し早めに家を出て阿佐ヶ谷へ立ち寄り酒ノみつやさんにお邪魔。やはり角打ち童貞は此方で捨てようかと。
阿佐ヶ谷駅から青梅街道まで続くアーケードは非常に長く、此方はその中間点辺りか。駅からすぐ近くじゃないけど苦になるほど遠くもない。テレビで紹介された直後だし激混みだったらどうしようと思いつつ飲みスペースを外からチェック出来る裏手へ回ると先客は一人だけ。
何でも良かったけど赤星の中瓶をチョイス。レジに持って行くと角打ちですか~?と聞かれ、そうですと答えるとグラスを付けてくれる。これの貸し賃が飲酒スペース利用料になっててプラス50円。その後は何か買い足しても使い回せるので追加料金不要。
正にテレビで観たのと同じ風景(当たり前か)。10分程は先客と俺の二人だけで、特に言葉を交わす事もなく静かな時間が流れる。エアコンが設置してありそれなりに暖かいが今日みたいに寒い日は底冷えする。そもそもがコンクリ打ちっぱの倉庫を改良したスペースだからね。
番組じゃ秘密基地って表現されてたけど俺的には異空間へ迷い込んだ感覚。なんか良い。そうとしか言いようがない。
それから程なくして常連さんとおぼしき方々がわらわら現れMAX7人ぐらいになったか。約束の時間も近付いてきたし10人も入るとほぼ満員って感じだし、一見はさっさと引き上げましょって事で赤星1本だけ飲んで退散。
常連さんたちがNHKのドキュメンタリーの感想を語り合ってて、まだ観てない人の妨げになると申し訳ないから内容については伏せておくけど要は番組に都合の良い部分だけ切り出して小綺麗にまとめてたねって話。でもまあ、俺も作り手側の人間だからよく分かるけど番組制作ってのはそういうもんよ。ありのままをダラダラ放映したって番組として成り立たないからそれはもう仕方のない事。ひとつ言えるのは実際に現場を訪れてみるとお店の雰囲気も集う常連さんたちも番組で紹介されてた通り魅力的だったなと。そこに偽りはない。
こういうお店で輪に加わろうと思ったら足繁く通うしかない。そういう意味じゃ阿佐ヶ谷は行動範囲外だからホームに成り得ないかな。職場近くにある東陽町の角打ち可能な酒屋の方がちょいちょい寄れるので、むしろそっちを頻繁に利用した方が近道かも。とは言え俺の目的はまず酒で、常連さんとの談笑は二の次だから気が向き次第。
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