オートパーラー上尾 レトロ自販機編
最近ちょっとハマってるそばうどんのレトロ自販機だがこちらのサイトを参考にすると正式名称は富士電機めん類自動調理販売機で、1975年から20年間に約3000台が製造されたそう。当時は提携会社が麺やつゆも卸してたんだろうけど当然ながら今はもう事業撤退してるから修理も麺やつゆの仕込みも管理するお店が独自に行う。だから場所によって味が全然違うんだと。
そんな訳で相模原の中古タイヤ市場以外で稼働してるお店を探したら埼玉のオートパーラー上尾って所が圏央道を利用すればアクセス良い。あと、すぐ近くにセイコーマートがあるからついでにガーリックラスクを仕入れに行こうって事で、夜番明けで少々寝不足だが午前中から映ちゃん号に乗り込みちょっとしたドライブと洒落込む。
相模原の中古タイヤ市場はほとんどテーマパークの様相を呈してるが、こちらは昭和からずーっとこのスタイルでやってますって感じの佇まい。タイプこそ異なれど、いずれも魅力的ではある。
相模原ではそばを食ったから此方じゃうどんをセレクト。加熱中はニキシー管の秒数表示と共に誤作動防止の為かうりきれランプが点灯する。
まあ、恐らくは業務スーパーとかで売ってるうどん玉やつゆを使ってるんだろうな。でもつゆは鰹だしがよく利いてて結構美味かった。ちなみに天ぷらは店主自ら仕込んだお手製というパターンが多いらしい。
うどんを掘り起こすと底に沈んでたうずらの卵やわかめが顔を出す。これがちょっと嬉しい。加熱の過程でどんぶりが脱水機みたいにグルグル回るらしいから、具が飛び出さないよう敢えて麺の下に仕込むんだろうな。
取り敢えずうどんは堪能した。しかし俺の目的がもう一つあり、
これよこれ。トーストサンド。相模原じゃ食わなかったから上尾では絶対食おうと心に決めてた。
webで情報収集すると右のコンビーフサンドってのが絶品らしい。
このトースト中ってのがいいねぇ。ニキシー管とはまた違った魅力がある。
不用意に掴むと火傷しそうな程アツアツのトーストがアルミホイルに包まれて出てくる。これまた店主のお手製感が凄い。○は多分コンビーフサンドの印なんだろうな。
ホイルを丁寧に開くとこんがり焼けたトーストが顔を出し、
めくるとこんな調子。いや、余所の記述にもあったけどからしマヨがすげー良い仕事しててマジ美味い。近所にあったらちょいちょい通いたくなるレベル。
レトロ自販機だとこんなのもあり、
ラインナップはご覧の通り。これはこれで食いたくなるけどカップヌードルやどん兵衛は全国何処で食っても同じ味だから今回はパス。
俺がお店に居た2-30分の間にうどんそば目当ての後客が数名来訪(一組は30代とおぼしきカップル)。NHK効果かレトロブームの影響だろうけど、このお店はそういったムーブメントとは全く無縁の風格すら感じさせる。
で、此方の話はこれだけじゃ終わらずレトロゲーム編へ続く・・
« 思ひ出の場所 | トップページ | オートパーラー上尾 レトロゲーム編 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント