« 2023年2月 | トップページ | 2023年4月 »

2023年3月31日 (金)

鉄腕アトム 地上最大のロボット

Img_1888

思ったより早く届いた。鉄腕アトム全巻も様々な形態で出版されてるけどこのサンコミックス版が一番安かったから迷わず即決。状態はそれなりだが読めりゃいいので万事OK。で、何はなくとも地上最大のロボットを一気読み。

これまた凄い作品だった。浦沢直樹さんがこのエピソードに感銘を受けたのは4歳の頃だったそうだけど、そんな幼児にまで米ソ冷戦や各国で繰り広げられる核兵器開発合戦の虚しさと不毛さ、更に人間の私利私欲の為だけに生み出された破壊兵器プルートウの悲しさをダイレクトに伝えてしまうんだから正に神の偉業。ちなみに公式サイトで情報を漁ると執筆時期は1964-65年。俺が生まれる1-2年前か。

PLUTOに登場する主要ロボット7体の名称は原作通りでゲジヒト刑事なんかほんの数ページしか登場しない。そのキャラを主役に据え、話を広げて再構築する浦沢さんの着眼点と発想力もまた非凡かつ見事としか言いようがなく。20年近く前の作品捕まえて何を今更熱く語ってんだか。

さておき原作を読むまで保留した俺の判断は正しかった。これで心おきなくPLUTOに没頭出来るな。その後は鉄腕アトム全巻制覇へ着手。正にマンガ三昧の日々。

2023カルビープロ野球チップス&シンばかうけ

Img_1868

駅前のセブンに売ってた。今シーズンも開幕ですね。但しコンビニの定価売りだから取り敢えず2個スタート。

Img_1869

なんか盛り上がらない引きだったが2つじゃ仕方あるまい。で、朝から武蔵村山のイオンへ行ってきたんだけどまだ入荷してなかった。あそこは例年プロ野球チップスに異常なほど力を入れてるから数日後には山積みが予想される。慌てず騒がずその日を待ちますか。

それとこんなのも発見。

Img_1885

シンばかうけだって。S.J.H.U.って何ぞやと思いつつweb検索。この辺の事情に疎いので全然知らんかったけどシン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースの意ですと。そしてご開帳。

Img_1872

シン・ゴジラとWライダー。全12種という事だからヤフオクを利用すればコンプは容易なれど個人的にはこの2種が手元にあればもういいかなと。しかし幾つになってもオマケがキラキラしてると妙に嬉しい。

自転車のヘルメット

明日4/1からチャリのヘルメット着用が努力義務化開始。取り敢えず罰則はなく出来たら着用してくれというスタンスなれど、こういうのが始まると当局はヘルメット普及へ向けて一大キャンペーンを打つ事が予想される。これ、任意での原付ヘルメット着用推奨時期をリアルに体験した世代の読みね。

今となっては意外に思えるけど俺が免許取りたての頃、原チャリにヘルメット着用義務はなかった。ところがエンジン性能が軒並み向上して例え50cc以下でも普通に100km/h近いスピードが出る車種が数多く販売され、路上に脳髄ぶちまける未熟ライダー続出。で、最初は任意から始まり段階を踏みつつ原チャリのヘルメット着用が1986年に道交法で義務付けられる。それ以前から俺なんかは自発的にメットを被ってたけどスクーターとかは時折ノーヘルで走る事もあった。そうすると義務化以前もちょいちょい警官に止められて警告書みたいのを渡されたり。これが面倒臭い。

故に明日からノーヘルでチャリに乗ってると同じ事が繰り返されそうな予感。不愉快だし時間が勿体ないので仕方なくこんなのを買ってきた。

Img_1887

近所のホームセンターに売ってたO.G.K.KABUTOってメーカーのチャリヘル。知らねえなぁ。まあ、知ってるチャリヘルメーカーなんて一つもないけど。ちょっと調べたら韓国が母体の会社らしい。

普段その辺を走る時はいいけど問題は通勤で駅前の駐輪場に半日停めておく時。晴れた日はワイヤーロックしてカゴに入れときゃいいんだが雨の日は防水対策が必要。100均で撥水性の巾着袋でも探してみるか。嗚呼、面倒臭え。

2023年3月30日 (木)

マンガのメリットとアニメのデメリット

鉄腕アトム全巻が届くまでPLUTOも保留しようと思ってたのだが我慢出来ず2巻も読了。さすがにこれ以上読み進めると後悔しそうなので小休止。

俺ってそもそもマンガ属性の人間じゃないからこれだけ集中してマンガを読むのはホント久々。で、ふと思い出したのは大昔にテレビのトーク番組で観たマンガとアニメを比較して絶対的にマンガの方が有利だという分析。確かコメンテーターは上岡龍太郎さんじゃなかったかな。

曰く、アニメって進行速度が決められてて視聴者の感情とかは無視してどんどん先へ進んでいくけどマンガなら読者の思うがまま進行を早めたり遅めたり、立ち止まったり振り返ったり出来ると。

これ、火の鳥を読み始めた頃から痛いほど実感してる。俺ってば記憶力が悪いから前の展開をすぐ忘れちゃったりするんだが、そういう時はちょっと戻って確認し、ああそうだっけと思ってから改めて先へ進めばいい。それにガツン!ときた印象的な画は何10秒でも、それこそ何分でも何時間でも凝視してから次へ行く事も出来る。アニメだって録画データなら一時停止すれば同じ事だけど肉筆の1枚画ほど没頭出来なかったりするから、そういう点では確かにマンガへ軍配だな。

ただ、進行速度が決まってるからこそ生まれる魅力も確かにあるわけで、一概にマンガ>アニメとは言い切れないのが面白いところ。ふと思い付いたところで例を挙げるとうる星やつら2ビューティフルドリーマーなんかは紙面化しても全く伝わらないアニメならでは魅力を持ち得た作品だし。

とは言え今読んでる手塚作品やPLUTOに関しては言えば立ち止まれる事、振り返れる事の恩恵を十二分に受けつつ堪能してる。マンガとアニメ、いずれにもメリット・デメリットがあるので優劣を決めるのはナンセンスかもね。

東中神のフランボワーズと本当のお別れ

先週だったか気まぐれに夜のドライブと洒落込み、東中神駅前を通ったので久々にフランボワーズの様子を伺いに行ったら、

Img_1843Img_1844

はい、がらんどうになっておりました。3年前の危機は何とか乗り越えられたけどやはりコロナ禍の煽りに勝てなかった模様。結局、利用したのはたった1度だけだったな。あの時もヤバいぐらい客が入ってなかったし、こういう小さな町の洋食屋さんは生き残りが難しい時代なのかもしれない。

そして裏手へ回ると、

 Img_1845 Img_1846

こんな貼り紙が。馴染み客はホッと胸を撫で下ろした事でしょう。雰囲気ある佇まいの店舗が無くなってしまったのは寂しいけど、新天地での活躍を俺も陰ながら応援させていただきます。

PLUTOと鉄腕アトム

Img_1867

昨日届いたので早速読み始める。送料込み約1000円だから映ちゃん号でBookOffへ買いに行くより安上がり。ちなみに俺、最初から最後までしっかり読んだ浦沢作品はYAWARA!とMONSTERだけで20世紀少年は断片的にしか読んでない。当然ながらPLUTOも未読。

まだ1巻しか読んでないけどこれも面白いなぁ。ミステリアスかつクールな作風がMONSTERを彷彿させたり。あと、サクサク読み進められて快適。これ、古典文学と現代小説を読み比べた時と全く同じで古い作品って読むのにちょっと時間がかかる。

俺、火の鳥は1冊2時間ぐらいかけて読んでたけどPLUTOは数10分で終わってしまった。ページ数の違いもあるがそれ以上に1ページ毎の情報量が異なる。それと時代のニーズに合わせた作りという事もある。古典と向かい合う時には頭を少し切り替える必要があるから読むスピードも落ちちゃうんだな。

さておき1巻を読み終えた時に思ったのはこのまま読み進めちゃっていいんだろうかって事。最低でも鉄腕アトムの地上最大のロボットは読んだ方が良いんじゃないかなと。で、またヤフオクで物色して鉄腕アトム全巻セットを落札してしまった。届くのは数日後になるからPLUTOも一時保留。

2023年3月26日 (日)

マンガ少年 別冊 火の鳥 読了とブラックジャックのラストカット

読み始めたのが12日からなので2週間で全9巻読了か。やはり個人的には未来編がNo.1で次点が鳳凰編。その後に書かれた太陽編が未読ではあるものの、前記2編を凌駕する作品とは思えないので気が向いたら読む事にする。

それとアマプラで2004年制作のアニメ版が観られるので未来編だけ観たら、これはちょっと申し訳ないけど全然乗れなかった。あの壮大な物語を映像化しようと思ったら最低でも2時間半は必要なのに、50分程度へ詰め込んでるから劇場版あしたのジョー並にダイジェスト然としてて何が何やら。とは言え映像作品って時間経過の描写では表現媒体的に不利という事も否めず。マンガの方ではたった1ページで5千年の時間経過が描かれ、しっかり成立してたりするので。勿論、手塚先生の表現力ありきだが。

その流れで浦沢直樹さんのPLUTOが読みたくなってヤフオク入札したり、これまた未読のマンガ版鉄腕アトム全巻入手を目論んでたり。今は手っ取り早い所で新書版ブラックジャックを読み返したりwebで情報収集したり。しかし公式サイトの全作リストをチェックすると新書版の時点で連載順と収録順が全く異なる事がよく分かる。作者本人の希望か編集部の意向なのかは知る由もないけど、短期連載予定だった1-5話だけ連載順と収録順が一致してて後はもうバラバラ。そして各巻の最終エピソードに傑作が集中してる。

リアルタイムで連載を読んでた世代として僭越ながら言わせていただくとブラックジャックって全エピソードが傑作という事はなくて失敗作も多い。そりゃそうでしょ。漫勉でも驚異のエピソードとして紹介されるけど当時の手塚先生は6作品の連載を掛け持ちで執筆し、1ヶ月に18もの締め切りを抱えてたと言うんだから1話完結のブラックジャックにやっつけ仕事が含まれてしまうのは致し方ないところ。で、そういう作品は収録が見送られ、連載終了後の読み切り作品を単行本化するにあたり穴埋め目的で蔵出しされるパターン。だから新書版21-25巻は失敗作比率が高い。

とは言え、そんな過酷な現場で数多くの傑作を生み出してきた事の方が驚異的で、今も忘れ得ぬラストカットは沢山ある。思い付くままに私的ベスト3を挙げると、

復しゅうこそわが命(新書版19巻 第182話)
二度死んだ少年(新書版2巻 第17話)
上と下(新書版12巻 第114話)

先の全作リストを参考にすると連載順では復しゅうこそわが命は第231話で連載終了後の読み切り作品、二度死んだ少年は第18話、上と下は第161話という事になってる。これが手塚治虫漫画全集になると更にシャッフルされるので全貌が掴み難い。

さておき上記3エピソードのラストカットに共通するのは台詞やモノローグがなく、1枚絵だけをポンと提示して読み手へ深い余韻を残す点。特に復しゅうこそわが命なんてエピソードそのものは大して刺さらなかったのに、ラストカットを見ると無条件で泣ける。初めて読んだのは中学か高校の頃で、当時からパブロフの犬状態で涙腺が緩む。読んだ人なら分かると思うけど、これは映像化も小説化も不可能。マンガならでは、マンガにしか出来ないマンガ表現の境地。強引な言い方をするとあしたのジョーのラストカットと同一線上の方法論で作り出されたカットだと個人的には思う。

【追記】
webで得た情報によるとこのエピソード、加山雄三のブラックジャックで映像化されてるのね。無謀というか何というか・・ 

二度死んだ少年のラストカットもグググッと来る。無言で佇むブラックジャックは果たして刑務所の塀を睨んでいるのか哀れんでいるのか、その答えを読者へ委ねたまま物語は幕を閉じる。上と下のラストカットもヤバいほどハートに刺さる。見開きとかじゃない小さな一コマなのが逆に良い。

ブラックジャックのみならず手塚作品って台詞の無いラストカットで読者のハートを掴むパターンが多い。漫勉での浦沢さんの言葉を借りれば読者を信頼するスタンスですか。この表現で伝わるだろうと。だからこそメッセージが伝わった時の感動も大きいんだと思う。昨今のバラエティ番組とか過剰な程にテロップを多用してるけど、結局あれって視聴者を全く信頼してない手法だから俺みたいなオールドタイプの受け手には刺さらないんだろうな。

2023年3月25日 (土)

ダンスナンバー(真島昌利Ver)

ブルーハーツ関連のYouTube音源をもう一丁。20年近く前の話になるけどMXとかのファイル交換ソフトを駆使して入手したブルハ関連データで最も感動したのがこれだったりする。

1stアルバム収録曲ダンスナンバーのスローバージョン。詳細が全く分からないのだが演奏力や歌唱力の安定感から察するにマーシーのソロアルバムリリース時期にレコーディングされた物と思われる。ほぼ同クオリティで、1stソロアルバムに収録されてる楽曲(カローラに乗って)のデモ音源も存在するから恐らく間違いない。むしろ、それが何故流出したかの方が謎。

THE COATS「がんばれのうた」

気まぐれでYouTube検索してたらこんな貴重音源に辿り着く。後にブルーハーツの大名曲として日本ロック史に深く刻まれる人にやさしくのプロトタイプで、アップされたのは3年前か。日々熱心に掘り下げてる訳じゃないから全然気付かんかった。他にもコーツやブレイカーズの音源が簡単に拾えたりするから良い時代になったなぁと思わされたり。

MCから察するに出来たてと思われるけど、冒頭のベースラインがブレイカーズのビートにしびれて(さすらいのニコチン野郎としてブルハ時代にリメイク)と全く同じなのはリスペクトなのか単なる偶然の一致か。

 

2023年3月20日 (月)

火の鳥 鳳凰編とアラバスター

現在、火の鳥は6巻の望郷編を読み進めてるところ。これまた壮大なスケール感で圧倒される。

余計な情報を掴みたくないから火の鳥に関する情報収集は控えめにしてるけど、サラッと目を通しても鳳凰編(マンガ少年別冊では4巻)が一番人気で評価も高い。人間の業と輪廻転生を描いた一大叙事詩で確かに凄い作品だと思ったけど、今のところ俺の中でのトップオブトップはやはり未来編の終盤だなぁ。もう気が遠くなるほど長い長い時間経過の漫画描写に触れただけで頭がクラクラしてくる。

鳳凰編を読了し、次の復活編へ着手する前にこんなのもヤフオクで落札して読んだり。

Img_1825

手塚先生のドキュメンタリーには負の遺産として何時も登場するアラバスター。ブラックジャックの前に週刊少年チャンピオンで連載されたものの人気が出ず短命に終わった作品で手塚先生本人も全く気に入ってないという。曰く、自分がどん底の時期に描いた作品なんだと。

実際に読んでみると序盤はまあダーク&ヘビーなれどもこれはこれで面白いのでは?と思ったりするのだが、アウトレイジよろしく登場人物がほぼ全員悪人なので感情移入出来ず、連載打ち切りという事情もあるんだろうけど救いようのない結末を迎える。物語展開のみならず以前観たドキュメンタリーでは手塚先生が原稿を見返しながら、こりゃ酷い線だねと自らの絵を批判してた。俺なんかは何時もの手塚タッチとしか思わなかったけど、作者にしか分からない闇の部分が滲み出ちゃってるのかも知れない。

手塚先生のチャンピオン掲載作品を掘り下げるとブラックジャックだけが長期連載で他は短命なのが興味深い。アラバスターは新書版だと全3巻、ブラックジャックは後の読み切り掲載作も含め全25巻、次のドン・ドラキュラが全4巻、七色いんこが全7巻、ミッドナイトが全6巻。他にもあるけど全2巻とか3巻とかそんなのばっかり。ブラックジャックが如何に突出した人気作なのかがうかがい知れる。

2023年3月17日 (金)

丸美屋 シン・仮面ライダーカレー

Img_1809

丸美屋がまたコレクター的に無視出来ない物を出してきた。チマチマ消化して出口が見えてきた頃に新種が出るから何時まで経ってもレトルトカレーの買い置きが減らない無限ループ。まあ非常食と考えれば何も問題ないけど。で、ご開帳。

Img_1810

全8種で、ヤフオクで情報収集したら全貌が掴めた。イラスト2種、実写3種、エンブレム3種という構成で役者さんのシールは無し。イマイチそそられないので購入はここまで。割安でヤフオクに出てたら穴埋めするかもって感じ。

2023年3月13日 (月)

火の鳥 未来編とバイパスの夜

Img_1805

四半世紀以上前だけど1巻の黎明編は読んだので2巻の未来編から読み始める。いや、参った。壮大なスケール感、非凡としか言いようのない発想力と創造力、そして、それを絵に昇華させる画力と構成力。頭ひっぱたかれたなんてもんじゃない。みぞおちにキツいのを一発食らって悶絶させられた心境。正にマンガの神様ここに有り。

この未来編が全エピソードの中でどういう位置付けなのかは掘り下げてないけど、この調子で逝くと読破する頃には浦沢直樹さん同様、放心状態になる可能性大。こんな凄まじい作品を今の今までスルーしてきたとは恥ずかしい事この上なし。逆に言えば、これほど刺激的な作品を今になって堪能出来るのは結果オーライ。取り敢えず明日は3巻ヤマト編・宇宙編を読むか、改めて黎明編を読み返してから次へ進むかで悩み中。

しかし俺ってば手塚作品をどれだけ読んだか思い返すと恐らく全体の1/20程度。数が多いって事もあるけどファンを自認するにはあまりにもお粗末。それでも大好きな作品が沢山あり、ふと思い出したのはバイパスの夜という18ページの短編。神様にしてみればこんなの朝飯前といった小品扱いなんだろうけど私的ファーストインプレッションは強烈で、今も忘れ得ぬ傑作の一つという位置付け。

たまたま乗り合わせたタクシー運転手と客の会話で構成された密室劇で、無愛想な運転手に愛想を尽かした乗客が自分は強盗殺人犯だという告白を始める。すると今度は運転手が浮気した女房を今さっき殺してトランクへ乗せてると言い始める。緊迫した空気の中、突然2人は笑い出し、お互い単なる作り話だという。しかしながら乗客は大事そうに抱えたアタッシュケースを他人に一切触れさせようとせず、タクシーのトランクからは赤い液体がポタポタと流れ落ちる。2人の話が嘘か本当か分からないままタクシーは再び夜の闇へ走り出すのだが・・といった内容。恐怖夜話の1エピソードと言った感の作品で、とにかく最後の2ページが怖い・・つーか、ドロッとした余韻を残す。

web検索したらこれが世にも奇妙な物語で映像化されてるのね。まあマンガの完成度には遠く及ばないだろうけど1度観てみたいとは思った。ちなみにこの作品、手塚治虫漫画全集 261 時計仕掛けのりんごに収録されてるので興味がお有りの貴兄には古本を探して読んでいただきたく。

2023年3月11日 (土)

BABYMETAL - Monochrome - Piano ver. / THE FIRST TAKE

すぅさんの圧倒的な存在感の陰に隠れがちだけど、もあだって余所のユニットへ行けば余裕でアタマ張れる実力者なんだよね。その事を再確認出来る良質なパフォーマンスが胸に染み入る。戦メリ風のアレンジも実に良い。

マンガ少年 別冊 火の鳥

Img_1722

手塚治虫ファンを公言しつつ、俺ってば火の鳥は黎明編しか読んだ事がない。何時か読まなきゃと思いながらも時は流れて今に至るのだが先日NHKで放映された漫勉の手塚先生回で浦沢直樹さんが火の鳥の事を熱く語ってて、それこそ漫画家になるキッカケがこの作品だったという。その熱量に圧されて遅ればせながらこりゃ読まなくてはいかんなと。

手塚先生の代表作だから様々な形で出版されてるけど俺の中ではこのマンガ少年別冊こそが火の鳥の正規版。黎明編もこの版で読んだし。でもこれ、全9巻なのだが8巻までしかない。その分安くて送料込み約2000円。残り1冊はバラで買えばいいやと思って。

で、届いたのは半月ほど前なのだが実はまだ着手してない。生き方を変えられてしまったとまで浦沢さんが豪語する作品なので生半可な気持ちじゃ読み始められんのだ。だから連休時に体調万全で挑もうとか思ってたんだが、こんな調子では時間がまた経過するばかりなのでもう少し気楽に、通勤途中にでも読むかと思い直したり。

2023年3月10日 (金)

ダイソーの86Cokeトレイ

今朝、近所のダイソーへ行ったらこんな物が。

Img_1789

あっ、ここで500円投入して取れなかった奴だ。勿論、全く同じ物じゃなくて復刻版だろうけど110円だし、あの時の落とし前(?)を付けたくて思わず購入。さて何に使おう。2Fの俺の部屋で飲むとき酒のアテなんか乗せたりするには好都合だからそんな感じで実用しますかね。

2023年3月 4日 (土)

新日本プロレス50周年記念商品 フライドポテト

Img_1756

昨日100ローに行ったらこんなのが売ってて、

Img_1757

裏面に何か貼り付いてる。カードなのかシールなのか、全何種でどんな物なのか何一つ記載されてない。でも取り敢えず何かがオマケに付いてるというミステリアスさがツボに来ちゃって1つ購入。んで開封してみると、

Img_1758

こんなん出ました。はい、俺プロレスには疎いので全然知らない人だったりする。ちょっと調べたら1999年にデビューし今も現役の大ベテランなのね。もうホント無知でごめんなさい。

もう1個ぐらい買ってもいいけどそんなに安くないから再購入は気が向き次第。

2023年2月に劇場以外で観た映画

少林寺拳法、グーグーだって猫である、ドライブ・マイ・カー、追われる男、ドリームガールズ、岬の兄妹、さがす、胸に輝く星、地下鉄のザジ、ノイズ、エリ・エリ・レマ・サバクタニ、サッド ヴァケイション、東京公園、機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

以上14本。ちょっと反省して未見の録画分は全消化しようかと。結果、WOWOW録画データは全て観尽くした。以後はBSプレミアムで時折放映される好みの未見作品プラス動画配信サイト利用がメインになってくる。故にこれまでの受動的スタンスから貪欲な能動的スタンスへスイッチしていかないと鑑賞本数は減る一方。

そう思うと俺ってば近作へのアンテナが腐りきってる事を強く自覚したり。テレビ放映される作品だけ適当にセレクトして観てるとこうなっちゃうんだな。

さておき印象に残った作品の寸評なんぞを。ドライブ・マイ・カーは米アカデミー賞はじめ世界を唸らせた作品という事で相当色眼鏡で観ちゃったけど良かったな。ただ、どの辺が海外メディアのツボだったのか掴みきれない部分もあったり。一定の距離を置きながら謎を含みつつ展開される微妙な人間関係が良かったのかね。

ドリームガールズはミュージカル好きを公言しつつ未見のままスルーしてた穴のひとつ。以前も書いた通りAクラス感漂うミュージカルって個人的に乗り切れない部分があるんだけど、これは正にそんな感じの作品。それが宣材とかから何とな~く伝わってきたので長いこと放置してたとも言える。観たら予想通りだったし。

岬の兄妹はキツかった。パッションは伝わるし優れた作品だとも思ったけど精神的にかなり辛い。若い頃はヘビー&ダークな作品も積極的に観たし肯定出来たけど歳を食うとこういう救いのない作品って生理的に受け付けられなくなる。さがすも結構結構な作品だったけど岬~よりは冷静に観られたかな。

胸に輝く星はBSプレミアムで放映された古典西部劇。アンソニー・マン監督でヘンリー・フォンダとアンソニー・パーキンスが主演。更にリー・ヴァン・クリーフが悪役で登場するってんだから観ない訳にゃいかない。いやあ、これは良かった。もう画に描いたような正統派ウエスタンで真新しい要素は何もない。だがそれがいい。あと、正義に狂った民衆が悪党を吊し上げようとする展開は現代にも通用するタイムリーなメッセージを含んでるなと。

青山真治監督作品もまとめて3本観たが、正直言うと青山監督とはちょっと相性が悪い。初期作品のHelplessとユリイカは好きだけど他はそれほどツボに来ない。今回観た中ではエリ・エリ~が少し良かったけど他は個人的にさほどでもなかった。

ここまでがWOWOWとBSプレミアムの録画作品で最後のガンダムはアマプラ。実を言うと俺が初めて観たガンダムはファーストの本エピソードだった。巷の評判を受けて気まぐれに観たら1話完結のサイドストーリーで、正直こんなのが大人気なの??と思ったりした。世界観を掴んだ後に観ればそれなりに味のあるエピソードなんだけどファースト・コンタクトがこれじゃ乗れないのも当然の話。

あのエピソードを大きく膨らませたリメイク作で、とにかく作画クオリティに驚いた。オリジナルはギタギタだったからな。あと観るまで全然知らなかったけど安彦良和さんが監督なのね。キャラの顔が他のどの作品よりも安彦さんの画に忠実なのもそういう理由か。

取り敢えずこんなとこ。で、前記通り今月からはアマプラ鑑賞が主軸になっていく。

2023年3月 1日 (水)

ウマ娘の食玩

Img_1747

セブンで見つけたこのマーブルチョコ、どうやら世界の旅シリーズと平行して限定販売されてるらしい(それも割高で)。俺、ウマ娘の何たるかを全く把握してないし、そもそも競馬にも精通してないから何が何やらなのだが、こういうのを見かけると思わず買ってしまうのがコレクターの悲しい性。パッケージが3種なので取り敢えず3つ購入。

Img_1748

内訳はこんな感じ。webで拾ったリストを参考にすると全45種中9種がシークレットで、中央と右のがコレクター間では等身と呼ばれるシークレットらしい。3つ買って2つシークレットってのは有難味ねえな。恐らくリスト上では非公開ってだけでショートプリントの類いじゃないんでしょ。

ちなみにこれ、イオンで10個買うとアルバムをくれるそうな。う~ん、10個も買い込むと処理に困るからパス。別に思い入れないし。

あとウマ娘関連ではこんなのも買ったりして。

Img_1724

味はポロイチ味噌のフィードバックって感じでまあまあ美味かった。で、肝心のシールだが、

Img_1725

もう、ポケモンシールもそうだけどサンヨー食品の中の人はコレクターの気持ちが全く分かってない。俺らにはパッケージを開封出来ないという習性があるからこういうのはホント困る。ちなみに裏面を見ると、

Img_1726

馬に疎い俺もさすがにナリタブライアンはよく知ってる。名前だけだが。

« 2023年2月 | トップページ | 2023年4月 »

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  
無料ブログはココログ