マンガ原作アニメの進歩
基本、マンガやアニメとは巷の話題作で琴線に触れる物があれば試しに読んだり観たり程度の付き合い方で、その情報源がスーパーの食玩コーナーだったりするから何時も後追いだし原作マンガを全く読んでない物も多い・・つーか、全話読んだ昨今の話題作と言えば鬼滅だけで呪術廻戦もSPYxFAMILYも推しの子も未読。まあ先を知らない方が純粋にアニメを楽しめちゃうから結果オーライかとは思う(但しネタバレ注意)。
それでも書店の見本やネットカフェとかで視聴済みのエピソードにはパラパラと目を通したりするんだが最近のマンガ原作アニメは凄いね。キャラがほぼ完全再現な上にデジタル処理でブラッシュアップされてるし、絵の構図から台詞の一言一句までオリジナルに忠実。昔は声優さんの声に苦言を漏らす原作ファンが多かったけど業界全体のパフォーマンスレベルが飛躍的に向上してるから誰も文句を言わない。いや、言ってる人も居るとは思うが雰囲気的にマイノリティ。
なんかもう70年代中盤から80年代前半のマンガ原作アニメをリアルタイムで観てきた世代としては羨ましい限り。今の若いアニヲタは俺らがドカベンや北斗の拳のアニメ第1話にどれだけのショックを受けたか知る由もあるまい。同世代なら覚えてるかも知れないけどドカベンがアニメ化される少し前に水島先生の原画を使った金属バットのCMが流れてて、1枚画だったけど凄くカッコよかった。それがアニメになったらアレだったので、もう動かなくていいからもっとカッコいい画にしてくれよ~!と毎回毎回思わされ、遂には全く観なくなってしまった。
他にも色々あったなぁ。当時は吾妻ひでおさんに傾倒しててオリンポスのポロンが大好きだったんだけどこれのアニメ作品も衝撃的で、続くななこSOSもかなりのもんだった。そりゃ当時は全て手描きでスケジュールも厳しい時代だからシンパシー感じるけど原作ファン的にはやっぱ納得いかんよ。
今ならああいう軽いタッチのマンガは余裕で再現出来るだろうから少し観てみたい気もするが令和に吾妻作品なんて完全なる時代遅れだから、うる星やつら新版みたいな事になっちゃうだろうね。恐らく喜ぶのは俺みたいなオールドファンだけなので夢見るだけに止めておきましょ。
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