開封動画
YouTubeでたま~に観るのが食玩やトレカの開封動画。新製品の内訳や封入率が分からない時とか参考になるんで。
思えば四半世紀近く前に俺はこれをhtmlでやってた。当時はまだ動画配信を気軽に出来る環境が整ってなかったからね。ちょっと当時の事が懐かしくて古いファイルを漁ったらこんなのが出てきたので抜粋して紹介。
もっと手の込んだ奴が2-3あったのだがHDDクラッシュで全部消失してしまい、残ってるのはこれだけ。当時人気を博したwebマンガの構成を参考に作ったんだけどトレカや食玩をネタにこういうバカな事をする奴は珍しかったから同類が結構面白がってくれた。日に500アクセスぐらいだったかな。大手に比べれば微々たる数だけど素人の運営するサイトとしては中堅を名乗っても恥ずかしくない規模ではあった。
あの頃にYouTubeやニコ動があれば間違いなく動画でやってた。でも今や開封動画やってる人も星の数で再生数を稼ぐのは大変みたい。ヒカキンさんやヒカルさんも開封動画やってて結構な再生数を誇るけど、それって結局インフルエンサーが開封するから楽しいのであって開封そのものが楽しい訳じゃない。
純然たる開封系ユーチューバーも居て一部で人気を博してるみたいだけど再生数は累計数万回が平均的。で、素人さんが友人知人に向け面白がってアップしたであろう開封動画になると1年経っても数百回。今から俺が軽い気持ちで参入しても後者の仲間入りが関の山だろうな。
古くからやってる経験上、このジャンルで再生数を稼ぐコツみたいな物は何とな~く分かる。まずケタ外れの量を買い込む事。あと気の利いたリアクションね。タイトルにカルビー2000袋開封してみたとか書いて、レアカードが出たら奇声を上げながら空を飛び、何も引けなければ地獄へ堕ちるイメージなんかを派手なビジュアル演出とBGを含めて適宜挟めば俺レベルでも日に数100位はいける気がする。ただ作るのが面倒だし金もかかる。
開封動画となれば最低でもカメラは2台(人物1ショットと手元クローズアップ)。これは固定で良いけど展開によってデジタルズームやトリミング処理が必要。この2カメの動画データを編集ソフトのタイムラインに並べて不要な部分は一緒にカット。あとはタイミングによりけりで人物と手元を切り返しながら適宜効果を乗せていく。どう考えても撮りに半日、編集に丸一日かかるな。結果、日に数百人が観てくれたとしても広告収入が得られる規模じゃないから趣味レベルで終わる。割に合わんわ。
隠居して時間が有り余ってれば暇潰しに始めるかも知れないが、今はちょっと精神的にも時間的にも懐事情にも余裕がないから無理。ちょいちょい冗談交じりに書いてるけど定年退職したら考えますよ。まだ先の話だし、その頃YouTubeに今ほどの需要があるか分からんけどね。
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コメント
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2001年の通常版の開封記事、懐かしいですね。本当に楽しませて頂きました。また当時は交換でもお世話になりました。
あれから約20年以上、形をかえながもサイト運営を継続している映ちゃんさんに敬意を表します。私もblogを拝見させていただくのが日課になっています。
これからも応援しています。
投稿: さぶ | 2023年5月 9日 (火) 23:30
>さぶさん
いえいえ、此方こそ20年前から私の駄文にずっとお付き合いいただいてる事に対し敬意しか持ち得ませんよ。最大級の感謝を。ありがとうございます。
投稿: 映ちゃん | 2023年5月10日 (水) 19:38