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2025年5月30日 (金)

今更ながらSpotify

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我が愛車オンボロBMW Z3のカーステは当時物のCDラジカセで当たり前だけどUSB端子なんか付いてないしそれ以前に外部入力機能がない。そんな訳で最新型のカーステに差し替えようとオートバックスへ行ってみたら古いBMW用の変換ケーブルが絶版の為、現行のカーステ取り付けは不可との事。仕方なく最初のうちはモバイルスピーカーでiPhoneに入れた曲を聴いたりしてたけど面倒臭くなり、車に乗る時はノイズ混じりのJ-WAVEという生活を1年以上続けてきた。ところが先月こういう物を買いまして、

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有線タイプのカセットテープアダプター。Amazonなら1200円程度で、たまにノイズが乗ったりするから100点満点じゃないけど入力端子のミニプラグをType-Cへ変換してやれば車のスピーカーでiPhoneの曲を再生可能になった。ちなみにこれの前にBluetooth対応のアダプターを買ってみたらノイズを拾うだけじゃなく曲間にブランクが入ったり曲頭0.数秒切れたりLR出力が逆だったりと全く使い物にならない粗悪品。ちゃんとしたのもあるかもだけど俺が買った奴はダメでしたね。スマートさに欠けるけど有線の方が断然使える。

おかげさまでラジオだけじゃなくお気に入りの音楽を車で堪能出来るようになりSpotifyの利用頻度が格段にアップ。最近まで全く活用してなかったんだけど数ヶ月前から子守歌代わりにジャズなんかを再生するようになり、リピート再生せず放っとくと関連曲を適当にチョイスしてくれるのが便利で夜だけじゃなく通勤時も聴いたりしてて、それをそのまま車へ持ち込む形になったと。

夜や通勤時は寝る為のBGMって感じだからジャズやインストばかり。でも車で聴くならもう少し音楽自体を堪能したいって事で未聴のまま保留してた邦楽の名盤を気まぐれに掘り下げ始めた。手始めに聴いたのが四人囃子の一触即発と細野晴臣のはらいそ。どっちもビックリする程の傑作だったな。あと、はっぴいえんどの諸作品。20代前半の頃、頭脳警察に傾倒してた事が災いして、ちょっと聴いたら凄く甘く感じられてこんなのロックじゃねえとか思ってまともに聴かなかったんだけど、今になってちゃんと聴いたらしっかりロックしてるじゃないの。もうホント、こういう食わず嫌いは絶対ダメね。

今日は何となく原田真二の1stアルバムを。当時ヒットシングルは死ぬほど聴いたけどアルバムをちゃんと聴いた事なかったなと思って。で、これもリピート再生せず適当に流してたら70年代後半のJ-POPがわらわら弾き出され面白くて仕方ない。ちなみに原田真二さんがデビューしたのは1977年だから俺は若干11歳。背伸びしたがり絶頂期で邦楽ヒットチャートにも凄く敏感だったからあの頃のヒット曲はほとんど記憶に残ってる。ザ・ベストテンが始まったのも丁度この頃だね。なんかあの時代にタイムトラベルしたみたいで車中が不思議な空気に包まれ、買い物で地元をウロウロしてるだけなのに何ともエキサイティングな時間を満喫出来た。

今のところは邦楽メインだけど洋楽にも手を伸ばしたら際限ない。とは言え聴いておきたい洋楽の名盤は星の数だし検索さえすれば即座に弾き出されるし関連曲もチョイスしてくれるから音楽好きにはたまらんツールだね。日本でSpotifyのストリーミングサービスが始まったのは2016年という事だから9年遅れだけど、その分ラインナップが充実したので結果オーライ。今更ながら徹底的に楽しみ尽くそうと思ってる。

【追記】
原田真二さんのキャンディってビートルズのミッシェルの強い影響下で作られた曲だという事に約半世紀遅れて気が付いた。全くもって今更だけど気付かないで死ぬよりマシか。

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