大昔に書いたE.T.私的感想
夜中の3時に目覚めてしまい暇潰しに前回の記述をチェックしてたら旧サイトにもE.T.の私的感想を書いた事を思い出し、ちょっと懐かしくなり元データを引っ張り出してきた。ちなみに公開日は2002年3月29日。ほぼ四半世紀前ですね。
「E・T」 監督/スティーヴン・スピルバーグ
はい、こいつには思いっきりやられました。いや、別に嫌いな映画じゃないです。例えばクライマックスのチャリンコチェイスシーンとか凄え好きだし。ただ、これに関しては巧妙に仕組まれた罠にことごとくハメられたみたいな印象があって素直に観る事が出来ないんだな。
要するにこの映画ってある種の方程式に沿って作られてるわけ。あたしは密かに泣かせフォーメーション・タイプAって呼んでるけど極めて短期間の楽しい思い出だけを残して主人公の元を去っていくお友達の話ってかなり反則技が入ってると思う。
このテキストを書く為に一度E・Tのラストを見返したんだけど、あのシーンって火葬される肉親との最後のお別れとイメージがダブる気がする。お世話になった子供達一人一人とお別れの挨拶をしてE・Tは宇宙船へ乗り込み、搭乗口がゆっくりゆっくりと閉ざされていくカットは永久の別離を視覚的に訴える物で、やっぱり見てて辛くなるわけ。
それこそが感動って言われちゃうと返す言葉も無いんだけど、あたしはどうしてもこういうシーンが好きになれない。だから泣かされると勝負に敗れたみたいな気分にさせられるのよ。
もう笑っちゃうぐらい成長してねえな俺。実際これに関しては何一つ考え方が変わってない。ただ一つ成長したとすれば自分が正攻法と信じてる泣きの展開も人によっては反則技たり得るから優劣を付けるべきじゃないという事に気付いた点。
最近の例だと30年遅れで読了したスラムダンク。なんたって俺の泣きのツボを貫いたのは花道の涙。ただのチンピラでお調子者だった花道が死力の限りを尽くして強豪に挑み、あと一歩及ばず悔し涙にむせぶ姿はどうしようもなく俺の感情を揺さぶる。ゴリの涙も相当くるけど俺にとっては海南大付属戦終了後の花道が一番ヤバいね。
とは言え試合に負けた奴が泣くシチュエーションって反則じゃね?って人が居ても普通だし反論出来ない。そんなの人それぞれだからみんな好き勝手に泣いたり笑ったりすりゃいいんですよ。
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