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COVERS Grace of The Guitar+ 森恵

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2017年4月26日 (水)

ベニスに死す

17年3月23日
掟ポルシェ @okiteporsche
『ヴェニスに死す』はヲタがアイドルの可愛さをああでもないこうでもないと言い合ったりする究極のアイドルヲタ映画です(これ言うのもう何度目か) via ついっぷる 
2017.03.23 01:26

17年3月23日
掟ポルシェ @okiteporsche
『ヴェニスに死す』は喜劇であり悲劇であり故にラストシーンのアッシェンバッハは尊く美しい。アイドルヲタはアイドルとヤリたいのではなく、むしろその真逆で神聖視しすぎる。故に滑稽に映るという向きもあるだろう。永遠に手の届かない対象への情熱を知った者は幸せだ。 via ついっぷる 
2017.03.23 01:34

無断転載失礼。掟さんがベニスに死すに関して言及するのも意外だったけど、この記述がやたらハートに響いて久々に見返したいなあと思ってたところ、申し合わせたようにWOWOWで今日放映されたので数10年ぶりに再見。

この映画の俺的ファーストインプレッションは高貴な変態映画。今見返してもその印象にブレはないものの、先の掟さんの記述に触れて再見すると違う意味でハートにビシビシ突き刺さる。

結局、アッシェンバッハ教授は美少年タジオと談笑したい訳でも触れ合いたい訳でも言わずもがなヤリたかった訳でもなく遠くから見守ってれば大満足で、時折目が合ったりしたらもう萌え萌え~という正しきドルヲタ。

俺、ヴィスコンティ作品は若者のすべてと地獄に堕ちた勇者どもは好きだけど他は理解不能(但し、鑑賞当時は筋金入りのハスミ虫だったから公言出来ず)。にも関わらずベニスに死すだけは一度観ただけで忘れられなくなるほど印象的だった。その理由が掟さんの記述で理解出来た。今も年甲斐なくPerfumeやベビメタに熱を上げるドルヲタの血が俺の中でも脈打ってるからなんだな。

2017年4月25日 (火)

ハリウッド娯楽大作の宣材スチル

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昭和のシネフィルにとってはお馴染みのタワーリング・インフェルノ宣材スチル。本編じゃポール・ニューマンと自分の格付けでごねまくったマックイーンもこれに関してはうるさい事を言わなかったらしく一番端に写ってる。

このメンツだとやっぱりフレッド・アステアがNo.1扱いか。まあ大先輩だもんね。それと劇中じゃ徹底的にいがみ合うポール・ニューマンとリチャード・チェンバレンが笑顔で腕組んでる所が面白い。色んな意味で素敵なショットですね。

数日前に同世代の仕事仲間とこのスチルの話で盛り上がり、俺は知らなかったけどポセイドン・アドベンチャーでも同様の宣材スチルが存在する事を聞いて画像検索したらすぐ出てきた。

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こっちも良い写真だけど豪華絢爛という意味じゃタワーリング~に軍配か。ちなみにポセイドン~の宣材スチルはバリエーションが豊富で他にも沢山弾き出されてくる。興味がお有りの貴兄はご自分で検索していただきたく。

なお、俺にとってハリウッド娯楽大作宣材スチルのNo.1はこれ。

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いや~、シビれるわ。このエイリアン2の宣材スチルにもバリエーションがあってシガニー・ウィーバーが腰に手を当ててるバージョンや、両手をだらっと下げてるバージョンもある。どれもいい写真だけど俺的にはこれがベストかな。

2017年3月10日 (金)

ザ・ウォード/監禁病棟

久々にやっちまった。未見のジョン・カーペンター監督作ザ・ウォード/監禁病棟(2010)を観たくてレンタル屋へ行き、ちゃんと確認せず手に取ったDVDはザ・ウォード/感染病棟という別物。クレジットされる原題が違うしタイトル上にJohn Carpenter'sの表記もないし作風もカーペンターっぽくない。

それでも一応最後まで観たらクレジットされる監督名がカーペンターじゃなくてようやく過ちに気付いたという。10数年前、エクソシストを借りようと思ってパチモンのエクソシストを借りてしまった時と同様の脱力感に見舞われる。まあ、それなりに良く出来たサイコホラーだとは思ったけど俺が観たかったのはカーペンター作品なわけで。

改めて監禁病棟の方を借りて観たけど、もはやカーペンター演出にも老いが見え寂しい印象。ちなみに劇場用作品としては2001年のゴースト・オブ・マーズ以来か。2005年制作のテレビシリーズ、マスターズ・オブ・ホラーの1エピソードも良かったし相変わらず外さない人だなあと思ってたけど、やはり歳には勝てないか・・

2016年12月28日 (水)

追悼 キャリー・フィッシャー

俺ら世代的には辛い訃報だなあ。たまたまだけど、ほんの半月ほど前スター・ウォーズ/フォースの覚醒を再見したばかりだから尚更ショックが大きい。

フォース~はルーク、レイア、ハン・ソロという主要キャラ3人の復活が最大の見所だから制作者サイドも登場シーンには気合いが入ってて、いずれも素晴らしかったけど俺的に一番グッと来たのはレイア姫の登場シーンだった。演出とかシチュエーション以上に、レイアの顔が映し出されただけで時の流れの重さを瞬時に感じさせられる。

女優って男優以上に年齢が顔に出ちゃうし、それは悲しい事実かも知れないけどフォース~のレイア姫登場シーンに関して言えば、だからこそ凄く感動的だった。熱心なSW信者じゃない俺でさえそう思えたんだからコアなファンは号泣モノだろうな。

しかし三本柱の一本を失い、今後の新シリーズはどうなっちゃうんだろ。ひょっとしたらエピソード8の撮影は終わってたりするのかな。むしろ一ファンとして、そうであって欲しいと願うばかり。

とにもかくにもキャリー・フィッシャーさんの多大なる功績を称え合掌。今夜はキャリーさんを偲んでブルース・ブラザースでも再見するか・・

【追記】
webで情報収集したところ、既にエピソード8の撮影は終了してるとの事。それがせめてもの救いか・・

2016年11月27日 (日)

ダンサー・イン・ザ・ダーク

WOWOWで放映されたので約10年ぶりに再見。カンヌでパルムドールをさらったにもかかわらず巷じゃ観た事を後悔する映画、信じられないほど絶望的な結末を迎える映画、二度と観たくない映画等々、有り難くない称号を欲しいままにする超問題作として認知され、評価も見事に真っ二つ。

確かにあり得ないほど酷い話だし、俺自身も初見の時は結構ショックを受けた。ただ、約10年前たった一度観ただけなのに細部まで記憶に残ってて、大好きにはなれないけど傑作だし凄え映画だと当時も正直思った。

時を経て、全体の流れを把握した上で作品の構造を追うように再見すると、改めてこの映画の凄みに圧倒される。但し物語に入り込むと負の連鎖に引っ張られちゃうから冷静に観ないとダメ。如何に悲劇的で救いようがなくても、これは作り話だ、フィクションなんだと自分に言い聞かせつつ観なければ作品の本質に触れる事が出来ない。

そういう点で万人に受け入れられる映画じゃなく、リピーター諸氏へ無理強いしようとも思わない。でも俺は支持派だな。ビョークの個性的かつソウルフルな歌声が心に染み入るし、賛否両論の撮影手法も個人的には好き。

ちなみに再見後、先の語句で後味の悪い作品ランキングをweb検索したら未見で気になる作品が幾つも弾き出されてきたので、気が向いたら後味悪い映画まつりでも催そうかと思ってる。候補作品は隣人は静かに笑う、メメント、ドッグヴィルetc...

しかし相当数のランキングに触れたけど、何故かデ・パルマのミッドナイト・クロスが何処にもランクインしてなくてノット・サティスファイド。俺的にはミッドナイト・クロスこそトラウマになるほど後味の悪い映画No.1なんだけどなあ。

2016年10月 8日 (土)

フィールド・オブ・ドリームス

昨日草野球のネタを書いたら見返したくなり、年始にWOWOWで録画したBDを引っ張り出してきて再見。

もうオープニングでジェームス・ホーナーの曲がかかった時点で涙腺が緩む。パブロフの犬状態だな。序盤のレイとシューレス・ジョーのやりとりでアホみたいに泣き、終盤のムーンライト・グラハムのエピソードでは体調がどうかしちゃったんじゃないかって程、全身を震わせて号泣。以前も書いた気がするけど俺的号泣映画としては間違いなく五指に入る。

参考までに他の作品を挙げるとトリュフォーの大人は判ってくれない、スピルバーグの続・激突!カージャック。残る2本は結構流動的なので回答保留。

さておき、ここまで俺のハートを揺さぶるフィールド・オブ・ドリームスだけど公開当時から面白いぐらい評価が真っ二つで、改めてwebを徘徊しても支持派と否定派の温度差が凄まじい。

結局、劇中で描かれる通り往年のメジャーリーガー達が見える人と見えない人が居るって事なんだろうな。俺を含む支持派にはジョー・ジャクソンが見えたけど否定派には見えなかった。そこに優劣はないし、見えなかった人たちを非難しようとも思わない。でも俺には間違いなく見えたので、確率1/2の当たりくじを引いた気分。

逆に否定派の人たちにとっての号泣映画が俺のハートには全く刺さらなかったりするから面白い。そこでは俺がハズレくじを引いてるんだな。

昔はそういう割り切りが出来なくて否定派に噛み付いた事もあったっけ。でも映画の好みなんて食い物の好き嫌いと一緒で、トマトジュースが嫌いな人にレッドアイは無理強い出来ないし、ネギやキュウリを無理強いされるのもマジ勘弁。

今だからそう思えるけど、20代の頃にはそんな心の余裕はなかった。俺が好きな物を否定する奴は全部敵、みたいな。

映画レビューに限らず、webでよく見かける血気盛んな作文って昔の俺みたいな奴が書いてるんだろうな。それが微笑ましくあり、俺も大人になったなと改めて思わされたり。

2016年9月28日 (水)

悪魔のいけにえ 吹替版

悪魔のいけにえ吹替版と言えば2007年リリースのDVD-BOXに収録された東京12チャンネル(現・テレビ東京)の放映バージョンもあるけど、俺が観たのは数日前WOWOWで放映された公開40周年記念のNewバージョン。

モダンホラーの金字塔たる大傑作の吹替という事もあり、オリジナルのイメージを崩さぬよう配慮した関係者の気合いと緊張感が伝わる仕上がりで、オリジナル版を最低でも5-60回見返した俺も納得の内容。

但し、パムやサリーのスクリーミングはほぼオリジナル音源をそのまま活かしてる。まあ大正解でしょ。あの絶叫パフォーマンスは業界No.1の声優を引っ張ってきても再現不可能だと思うし。あと、フランクリン役の声優さんも良い仕事してた。こちらも唾飛ばす奇行部分はオリジナル音源を使ってるけど、あの5人組のキーマンと言えばフランクリンだからオリジナルイメージを崩さず演じきった声優さんは賞賛に値する。

しかし洋画の吹替版を頭から尻まで観たのは久々だったけど、コントラストの強い画質と相まってテレ東で昼のロードショー観てる雰囲気を疑似体験出来て楽しかった。とは言え、これって俺ら世代特有の感覚なのかもしれないな。

2016年4月11日 (月)

俺たちに明日はない

未見のWOWOW録画BDを観尽くしてしまったので、ライブラリー用に録画した表題作を繋ぎの意味合いで数10年ぶりに再見。初見だった10代の頃は凄く共感出来たのに、今観ると全く共感出来ないんだよね。

結局、こういう無軌道な若者の青春群像って受け手が大人か子供かによって温度差が生じるんだと思う。明日に向かって撃て!もそうだな。中二の頃に観て感動したあの映画も多分、今観たら乗れないと思う。

でもこれって善し悪しだよなあ。何つーか、成長したというよりは老いたという感覚で、ガキの頃に感動した映画に感動出来なくなった自分が不憫でならない。

とは言え、クライマックスは今も凄く好き。あまりに有名な幕切れなのでネタバレを考慮せず書くけど、ボニー&クライドが死んじゃったら話はもうおしまいっていう観客を突き放した終わり方が実にクールで良い感じ。

ところでweb検索したら実際のボニー&クライドが射殺された直後の記録映像が残ってるのね。有名な動画なのかもしれないけど俺は知らなかったので結構ビックリ。

折角なのでリンク貼っちゃう。あまり鮮明じゃないけどボニー・パーカーの死体も写り込んでるので、そういうのが苦手な人は観ない方がいいかも。

2016年3月29日 (火)

ワイルド・スピード&007まつり

2001年に1作目が公開されてから今日まで7作続いてる長寿シリーズ、ワイルド・スピード(The Fast and the Furious)。俺自身あまりそそられる物がなく全スルーしてきたけど先日全7作がWOWOWで放映されたので、折角なので観てみようと思い全作録画。以前も書いたけど鑑賞作品の幅が広がるという意味で、この辺がWOWOW加入最大のメリットだったりする。

で、4作目を観終えた段階で、このまま連続して7作観たらまた内容がごっちゃになるなと思って未見の007シリーズ4本をDVDレンタルし、交互に観ようと思い立つ。今のところワイルド・スピードは5作目まで、007はゴールデン・アイを消化。ワイルド・スピードは残り2本、007は残り3本でコンプ達成という状況。

ちなみにwebを見渡すとワイルド・スピードの5作目MEGA MAXが妙に高評価だったのでちょっと期待したけど俺自身はさほど乗れず。ビジュアル的にカーアクションシーンが楽しかったものの、内容が頭に全然残らないんだよなあ。でも頭を空っぽにして楽しめるという意味ではこれが正解なのかもしれない。

今のところ一番印象に残ったのは日本を舞台にしたシリーズ番外編とも言える3作目、TOKYO DRIFTだったりする。いや、善し悪しじゃなく記憶に残ったってだけの話ね。いずれにせよ現時点でワイルド・スピードのシリーズは俺の琴線に触れる物がない。残り2作に触れたら考え方が変わるかもしれない・・と思いつつ最後まで付き合おうかと思ってる。

2016年3月15日 (火)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

スラムドッグ$ミリオネアに引き続き8年遅れの感想文だけど、こちらも良かったな。なお、スラムドッグ~との優劣を決めるのは野暮なので止めておく。どっちも面白いし甲乙付け難い。

しかし初めてエイリアン3を観た時にはデヴィッド・フィンチャーが本作含め続々良作を送り出す奇才として大成するとは夢にも思わなかった。まあ、色々調べていくとエイリアン3でのフィンチャーの役回りは交代劇に次ぐ交代劇の末に抜擢された雇われ監督らしいので、あの映画の責任をフィンチャーひとりに押し付けるのはお門違い。あ、ちなみに初見じゃ激怒したけど今はさほど嫌いじゃないよ、エイリアン3。俺も丸くなったな。

話は戻ってベンジャミン・バトン。こういう奇抜なアイディアが主軸の作品って受け入れられる人とそうでない人が真っ二つに別れるからwebを見渡せば案の定、正に賛否両論。これはもう仕方ないけど、無責任な批判文に触れるとイヤミの一つも言いたくなる。

出来上がった映画に文句垂れるのって凄く簡単で、逆にアイディアを絞り出し具現化するのは恐ろしく困難。そんな事も知らず文句だけは一人前だけど恐らくこんなアイディア生涯思い付かないだろうし具現化する力もねえだろ、と。

でもそれは作り手が受け手へ言うべき事じゃないから、俺とて自作へ向けられた批判なら真摯に受け入れ、言い返すような事は絶対にしないし出来ない。

但し、愛すべき他者の作品への批判に対しては一塊のシネフィルとして胸を張ってもの申す。結局、貴方は何も分かっちゃいないんだ!ってね。

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