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COVERS Grace of The Guitar+ 森恵

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2017年8月22日 (火)

newspaper@佐藤義尚

久々に実験映画で脳天カチ割られたので直リン貼ります。ここで紹介したPAPERSのセルフリメイク的作品なれど、その全てがPEPERSの斜め上を行く驚愕のクオリティに脱帽。

しかしこの作品、YouTube公開されたのが約3年も前なのに視聴回数1000弱とは・・ 日本のシネフィルの目は節穴か!! まあ、俺も今日までその存在に気付かなかったので人の事は言えねえけど。

及ばずながら俺が当弱小ブログで紹介する事によってこの傑作が一人でも多くの人の目に触れるよう少しでも貢献出来たらこれ幸い。

あと、PEPERSの完全版も約4年前に公開されたみたいなので同時に直リン。

2016年9月18日 (日)

8ミリ・マッドネス!! ~自主映画パンク時代~

表題のPFF主催イベントへ逝ってきた。観たのは手塚眞監督のUNKとHIGH SCHOOL TERROR、矢口史靖監督の雨女。他にも山本政志監督の聖テロリズムや緒方明監督の東京白菜関K者、平野勝之監督の愛の街角2丁目3番地等々、観たい作品があったけど仕事の絡みで観られるのはこのプログラムのみ。

手塚監督の2本は10代の頃にも観て、HIGH SCHOOL TERRORに関しては他の上映会でも観た覚えがあるから3度目か4度目。お茶の子博士ホラーシアターのプロトタイプ然とした短編ホラーの秀作。UNKは幾つかの印象的なビジュアルイメージ以外、全く覚えてなかった。改めて観てもイメージ映像の連続だから、また暫くしたら記憶の彼方へ飛んでいきそうな予感・・

で、一番観たかったのは矢口監督の雨女。実は去年、テアトル新宿のオールナイトイベントでも上映され、チケット買ったのに夜勤で逝けなくなり涙を飲む。折角だから未使用のチケット画像を公開。

後ろのが昨年のチケット。それから約1年半経過してようやく観る機会に恵まれ、夜勤明けなれども休みなので意気揚々と京橋のフィルムセンターへ足を運ぶ。

ただ、少し想像と異なる映画だった。商業映画デビュー後の矢口監督ってコミカルな作品ばかり撮ってるからコメディなのかと思ったら全然違い、長廻しを多用したアート色の強い作品。とは言え、画に緊張感があって目を離せず、訳が分からないんだけど最後までグイグイ引き込まれる妙な魅力を持つ。うん、色んな意味で刺激を受けた。

しかし、こういう上映会ってホント、数が減ったよねえ。一部の例外を除き全くソフト化されないから次回は何時観られるか分からないし、そういう点で雨女だけでも今回観られたのは幸運だった。無理すれば聖テロリズムも観られたけど、夜勤明けで寝ずに2時間オーバーの8ミリ映画を観るのは苦行でしかないので見送り。さて、次に観られる機会は何時になる事やら・・

2014年9月15日 (月)

DAICON FILMのパンフ

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また懐かしい物を引っ張り出してきた。webで調べるとこの上映会が催されたのは1984年。ゼネプロの関連グッズ即売会を兼ねた全国ツアー的な自主上映で東京の会場は九段会館。このパンフレットは単色刷り8ページで800円とかなり割高なれど、文句があるなら買わなきゃいいので買わせてしまったゼネプロ側の完全勝利。ちなみにこの時DAICON3オープニングアニメも観たような気がしたけどプログラムには加わってない。気のせいか。

帰ってきたウルトラマンは何年か前、円谷プロに承諾を得る形でGAINAXからDVDが限定販売されて一時期持ってたけど結構前に手放しちゃった。実相寺昭雄監督をリスペクトしたカメラワークや、怪獣のバリア(透過光合成)がエヴァを彷彿とさせて今観ると非常に興味深い。

このパンフ、たま~にヤフオクヘ出てるみたいだけど高値は付いておらず、恐らく数千部刷られてるから別にレア物じゃない。

ちなみに今年の東京国際映画祭の庵野秀明特集で、アオイホノオでも印象的に登場した大阪芸大の課題フィルム版ウルトラマンのオリジナルが上映されるのね。ちょっと観たいな。

2013年2月 8日 (金)

MOMENTのパンフ

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知る人ぞ知る1981年制作、手塚眞監督作品の8mm自主映画MOMENTのパンフレット。学生の頃、池袋文芸座脇にあったシネショップで入手したものの手放してしまい、その事自体忘れてたけど数日前DVDで見返したらまた欲しくなり、ヤフオク検索すると一件出品されてたので即入札。こんなマイナーアイテムを熱望する物好きは俺ぐらいしかいないらしく、スタート価格ですんなり落札。状態がイマイチなれど俺はさほどコンディションを気にする人間じゃないので万事OK。

このパンフは作品解説や制作日誌より、マンガ形式で構成されたシナリオがメインの作りになってる。当時どこぞの雑誌でこういうシナリオは画期的だみたいに紹介されてたけど実際に見返すとこれって作品完成後に書かれた物のような気がする。細部に至るまで完成作品と寸分違わないからね。

とは言え、味のある絵を描く手塚氏には御尊父手塚治虫氏の遺伝子を強く感じる。

2011年11月23日 (水)

愛の街角2丁目3番地

平野勝之さんの由美香を観たら初期作品も観返したくなり、ちょっとweb検索して発見。俺自身はぴあフェスで狂った触覚人間らっこ対かっぱは観たけど砂山銀座とこの愛の街角2丁目3番地は未見。

愛の街角~は2時間前後の長編だったと記憶してるけどこれは10分のダイジェスト版。しかしながら作品のパワーとパッションは十二分に体感出来る。俺の理想郷とは大きく異なるものの特筆すべき映像作品だという事に疑いの余地無し。こうなったら最新作監督失格も観ておかなくては・・

2011年3月 9日 (水)

SPACY

著作権を軽視する中国の動画配信サイトで発見。機会ある度に書いてる通り、これは俺が今までに観た実験映画の中でも群を抜いて衝撃的だった傑作中の傑作。断っておくけど不用意に観ない方が良いよ。冗談抜きでトリップしちゃうから。

http://v.youku.com/v_show/id_XMTkxMDQwNTg0.html

2010年10月13日 (水)

PAPERS

TBSテレビの深夜番組として一大ムーブメントを巻き起こしたイカ天の後番として放映され短命に終わったエビ天で、最も印象に残った作品がこれだった。実験映画と呼ばれる作品もそれなりの数を観たけど、心の底から凄え!と思ったのはこれと伊藤高志氏のSPACYぐらい。

2010年10月12日 (火)

DAICON4 OP

これは有名ですね。手塚眞氏曰く、日本で最も利益を上げた8mm自主映画。プロが相当介入してるとは言え、8mmでこのクオリティはやはり凄い。多方面で語られてる通り、今をときめく庵野秀明作画の核爆発描写が壮絶の一語。ちなみにこれ、テレビドラマ電車男のオープニングでパクられてるね。パクリと言うよりは筋を通したリスペクトなんだろうけど。

8MAN

ある意味、これがシネ8mm自主映画の最も正しい形なのかも知れない。フジカシングル8の基本性能である巻き戻し機能とコマ撮りを駆使した手作り特撮映画の伝説的傑作。

2010年6月19日 (土)

肉体労働者が空を飛ぶ時、窓ぎわのコーちゃんに恐怖の暗躍団が迫る!!

俺が高三の頃、渋谷のパルコスペースパートⅢで行われたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)オフシアター部門の84年度入選作品上映会でトリを飾ったのは肉体労働者が空を飛ぶ時、窓ぎわのコーちゃんに恐怖の暗躍団が迫る!!という8ミリ映画。

これはスーパーマンやインディ・ジョーンズといったハリウッド大作や黒澤明作品のパロディで構成された手作りのエンタテイメント作品。実はパルコで公開される前に池袋の文芸地下で二次選考通過作品として公開された時に一度観てて、あまりにも面白かったから渋谷で再見したのだ。

PFF84オフシアター部門の公開は3つのプログラムに分かれていて、肉体労働者~の含まれた最終日は3プログラム中、唯一の超満員。今にして思うとみんなこの作品が目当てで渋谷へ足を運んだんじゃないかな。

この映画は浪人生のコーちゃんが高校時代の同級だった女の子に恋心を抱きつつ勇気がなくて一歩を踏み出せず、みたいなユルいラブコメから始まる。この辺は結構退屈なんだけど、脈絡無く桑畑三十郎やスーパーマンが現れる辺りから映画は急激に加速を始め、クライマックスで描かれるジャッキー・チェンばりに体を張ったチャリンコチェイスシーンは観る者全てを圧倒する。

映画が終わった瞬間、劇場は拍手と大歓声に包まれスタンディング・オベーションとなった。俺も随分と映画を観てきたけど、あれほど会場が盛り上がった例を他に知らない。例え8ミリの学生映画でも多くの人を感動させる事は充分に可能なんだなあ・・と感慨深く劇場を後にした事を今も鮮明に覚えてる。

その後、この映画が都内で公開される度に上映会場へ足を運んだけど、渋谷の時ほど盛り上がる事は一度もなかった。作品として優れていても客層が変わると盛り上がらない事があるんだと思ったりして、あの映画からは色んな事を学んだ気がする。

ちなみに地獄の決闘もこの映画をリスペクトしてる部分が多々あって、ヒロインが銃の弾丸を掴むという設定はこの映画で印象的に登場するリチャード・ドナー版スーパーマンのパロディが元ネタ。クライマックスの決闘シーンで画面がシネスコになるのも肉体労働者~で黒澤映画のパロディシーンになると画面がモノクロになる手法の応用編。

数年前、フィルムセンターで上映された時も観に行ったけどやっぱり面白かった。多分、また都内で公開される時にはフラリと劇場へ行っちゃうんだろうな。出来る事ならもう一度、あの渋谷で盛り上がった観客達と大騒ぎしながら観たいよねえ・・