先月中旬に単車を購入してから3度目の奥多摩行き。天気の良い休みの日は何時も100km前後走るので約1ヶ月間の走行距離が1000km近い。俺的にはかなりの使用頻度と言える。何しろ20年前に乗ってたCBX750FもFZR1000も年間1000km前後しか乗らずに手放しちゃったからね。それだけZRX1100とは相性が良いって事か、或いはブランクが長かった所以か。
しかし、これだけ頻繁に峠を走ってもタイヤの側面はこんな調子で全然攻め込んでない。まあ、いい年こいてタイヤのサイドを使い切るような走り方を公道でするのは決して褒められた行為じゃないし、歳相応の走りって事でいいんじゃないのかな。
さておき、今回の奥多摩行きは走り以外にも目的があり、廃墟マニアにはお馴染みの奥多摩ロープウェイ跡をこの目で見ようかと思って。
正直言うとこの奥多摩ロープウェイの事は最近まで知らなかった。正丸峠へ走りに行った後、四つんば女の事をwebで調べてたら心霊スポット系サイトに紹介されてて初めて知ったのでした。実際は心霊スポットじゃなく、単に出そうな雰囲気の場所って事なんだそうな。
場所的には奥多摩湖側の周遊道路入り口にある川野駐車場の近くにみとうさんぐち駅、湖を挟んで数キロ先にかわの駅。まずはみとうさんぐち駅を目指す事に。
道路沿いに古びた石階段があり、特に立ち入り禁止じゃないので誰でも登る事が出来る。
但し、途中から階段がなくなり、未舗装の山道を登る事になる。悪天候だと滑り落ちる危険があるので要注意。で、もう少し登ると駅の入り口が見えてくる。
いやあ、雰囲気あるねえ。ちなみにwebで得た情報によると奥多摩ロープウェイが稼働していたのは昭和36年から41年まで。すなわち、俺が生まれた年から放置状態という事。49年も経過した割には綺麗な状態を保ってるね。
後ろを振り返るとアニメ画風の落書きが。これ、夜中に見たら怖そうだな。
折角だから逆側のかわの駅も見て帰りたかったんだけど入り口が分からなくて帰って来ちゃった。帰宅後webで調べると国道からちょっと脇道にそれて細い坂道を登ればみとうさんぐち駅よりも断然行きやすい場所にあるらしいので、次回奥多摩へ走りに行った時のお楽しみにしようかと思ってる。