2022年3月10日 (木)

神田まつや からの神田味仙

仕事を終え、今日は何処へ寄ろうかなと思いを巡らせたところ年末の大行列を見てから気になってた神田まつやと、年始の健診明けにフラれた神田味仙のハシゴを思い付く。味仙の台湾ラーメンは他店のハーフ相当のボリュームだから、スープを余せばもりそば1枚ぐらい小食の俺でもまだ入るだろうと。

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最初に神田まつや。着いたのは18:00ちょい前で外待ちなし。暖簾をくぐると客入りは8割程度。繁盛してるけど時期と時間さえ選べばすんなり入れるんだな。

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まずお銚子一本。蕎麦屋呑みは良い。酒のみならず雰囲気に酔える。

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10分と経たず俺のもりそば到着。余談だけど俺、ざるそばを頼む事はまずない。ほんの一握り刻み海苔が加わるだけで50円とか100円高くなるのは貧乏人的にどうも納得いかん。

しかし立ち食いと比較したら双方に失礼だがコシが違う、出汁が違う、香りが違う。俺みたいな蕎麦オンチでも一口食っただけで良い蕎麦だという事が分かる。こりゃカップ麺にもなった鶏南ばんそばを是非試してみたいが、それはまた後日。

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残りのそばがこれぐらいになったタイミングでそば湯がスッと出てくる。その分かってる感は見事。店内の風情も素晴らしく、画像に収めたかったが客でいっぱいだったから自粛。隣のオヤジがクチャラーだった事を除けば100点満点の名店であった。

さて、まだ胃袋に余力があるし、徒歩数分の此方へ移動。

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おお、今日はネオンが光り輝いておる。ただ、この時間帯の味仙はラーメン屋というよりも居酒屋然としてて店内は賑やかな酔っ払いでいっぱい。やや居心地悪し。

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何時ものアメリカンを注文し配膳されるのを待ってると、壁にこんなメニュー発見。イタリアン・アフリカンなら前からあったけど、エイリアンって前回来た時は無かった筈。その前回ってのが3-4年前だから新たなメニューが加わっても不思議はないか。

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ネギたっぷりの台湾ラーメンアメリカン到着。もう全然抵抗感なく食えちゃう俺にスーパードライよりも酔いしれる。しかし、この挽肉が美味いんだよな。こいつをレンゲでサルベージして小ライスに乗せて食ったら文句なしに美味いと思うが、そこまでの余力は俺の胃袋に残されてないのでこれも次回のお楽しみ。

美味いそばに舌鼓を打ち、ネギ入り台湾ラーメンで4年越しのリベンジを果たす。今宵は充実したディナーであった。

2022年1月14日 (金)

小山駅きそば 自宅で再現セット

分からないながらも名店に出会いたくて駅そばの語句で日々web検索を続けてると気になる記事がヒットし、小山駅きそばなる人気店が近々閉店するので連日行列が出来てるという。小山駅って何処?と思いつつ調べてみたら・・と、栃木???

こりゃハードル高過ぎるのでお店訪問は断念したのだけれど、評判が気になって検索を続けてたら製造元の中沢製麺のサイトへ辿り着き、見ると表題のセットを通販してる。お値段は5食入りで1400円。送料が790円かかるけどそれを踏まえても決して高くはないし、食ってみたい衝動に駆られ思わず発注。そして今日の午前中に届いた。

SNS情報によるとその閉店日ってのが奇しくも今日。ローカル情報を拾うと大変な行列らしく、同時刻に自宅で小山駅きそばを食うのも面白い縁だなと思いつつ早速実食する事に。

ちなみにこのお店、新海誠監督の秒速5センチメートルという作品に登場した事で聖地認定されてる。はて?そんなシーンあったっけと思いつつ録画BD引っ張り出して確認したら、

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おお、これか。でも別に主人公がそばを食う訳じゃなく、舞台背景に映り込むのみ。これじゃ記憶力が悪い俺の印象には残らんよ。

話は自宅で再現セットへ戻り、

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そば5玉、ストレートつゆ5袋に加え岩下の新生姜が入ってる。

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レシピによるとつゆを湯煎し、そばは熱湯で1分ほどゆがくだけ。9割5分方お店通りの味を堪能出来る訳だな。

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新生姜が結構な量で、これを5分割するのは絶対違うと思いつつweb画像を参考に適量乗せ、スーパーで買ってきた刻みネギを加える。お店じゃ揚げ物も人気みたいだけど、それは無いものねだり。

いやあ、このつゆは美味いぞ。蕎麦オンチの俺でもハートを掴まれる鰹だしの風味と好みの濃い口が実に良い感じ。そばが柔いのは駅そばクオリティで想定内だけど、つゆは及第点。閉店を惜しんで多くのファンがつめかけるのも頷ける。あと、新生姜が温そばに合うのは新発見。

麺量220gと結構ボリューミーながら栄養成分表を見ると100gあたり132kcalの約290kcalだから、つゆ260g 114kcalと併せて約400kcal。腹いっぱいになるがラーメンと比べたら断然ヘルシー。これがあと4食分。賞味期限は今月18日って事になってるけど数日引っ張っても問題あるまい。隔日ペースでこの美味い駅そばを自宅消化しようかと。

2022年1月13日 (木)

駅そば画像 5連発

年末から仕事帰りに寄り道しては撮り貯めてきた駅そば画像が5店舗分になり、破棄しちゃうのも何なので公開してしまう。しかしながら相変わらず違いの分からない奴なのでノーコメント。

ただ、これだけ言わせて貰うと5店舗中俺好みだったのは2店舗。うち1店舗は、おっ!こいつは余所とひと味違うぜ!と思わせる一杯であった。それが何処かは内緒。適当に勘ぐって下さいな。

そば処かめや@神田
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名代天亀そば@神田
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おそば天かめ@門前仲町
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そばよし@日本橋
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名代箱根そば@新宿
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2021年12月23日 (木)

ラーメンバカ、かんだやぶそばを再訪

昼勤務へ移行してから仕事帰りに一杯やる店と言えば焼き鳥屋がメインで時に寿司屋、気まぐれに焼肉って感じでマンネリ化を否定出来ない。ラーメンや駅そばもいいのだが少し気分を変えようと思いつつ、今日お邪魔したのはかんだやぶそば。ここも何と7年ぶり。ラーメン屋含め7-8年ぶりってパターンが多いのは夜勤や早朝勤務がメインだった事も多少影響してるか。

7年も間が空くと道順とか完全に忘れてて、スマホMAPを頼りに歩いて行くと神田まつやが近くにあるので折角だから店先の様子を見に行けば、二郎かよ!って程の大行列。やぶそばもこんな状態だとイヤだなぁと思ったら、こっちは外待ち客ゼロですんなり入れた。

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まずはお銚子一本やりつつ、お通しのねり味噌をチマチマつまむ。しかしお品書きに目を通すといずれも前回より少々値上がりしてる。7年も経ってるので当然と言えば当然か。

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前回頼み忘れたわさびいもを合わせ、そばの到着を待つ。何とも贅沢な時間だぜ。

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15分ほどでせいろうそば到着。注文したらすぐ出てくる駅そばとは真逆の魅力がこの待ち時間に含まれる。

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ワーズワースの冒険を参考に薬味は少なめ、そばをつゆにちょいとかすめる江戸っ子食いで通を気取る。

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そば1枚食らうのとほぼ同時に一本開けてしまい二本目突入。なんとなく風情ある画像を収めたくなり、こんなのを1枚。

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そして追加でかけそば一杯。やぶに限らず、立ち食いじゃないそば屋ってネギ別添なのが粋だよな。勿論、効率を考えれば有無を言わさず乗せちゃった方が都合良いに決まってるし、そこで立ち食いを責めるのはお門違い。

久々に食うやぶそばは濃い口で美味かった。濃いから美味いという感想しか持ち得ない時点でバカ舌としか言いようがないけど俺にとってはそれが全てなので仕方ない。それより何より此処は美味いそば以上に時間と空間に対価を支払う場所なのだと再認識。ただ酒飲んでそば食ってるだけなのに自分が少しだけ上等な人間になれた気分を味わえて何とも心地良い。

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酒2本が響いて結構な額になっちゃったものの酒を飲まずそばだけ食えばそれなりにリーズナブル。でもね、蕎麦を待ちわびて呑む酒が美味いんよ。頻繁に来ようとは思わないけど年イチぐらいの頻度で空気感を堪能したい。俺にとってはそんなお店。

帰り道、閉店直前の神田まつや前を通ると、

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まだまだ行列は途切れない。時期と時間帯にもよるだろうが、何時もこの調子じゃ最後尾にロックオンしたいと思えんな。でも気にはなるからタイミングさえ良ければ一度お邪魔しようかと。

2021年12月19日 (日)

トリキのホルモンねぎ盛ポン酢

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白ネギてんこ盛りのモツ煮とかは俺的にまだハードル高いかもだが、これは青ネギなんで余裕のよっちゃん。ただ肝心のホルモンが臭味抜けきらずイマイチな印象・・とは言え値段相応か。食感とポン酢の酸味がよっちゃんいかを彷彿させ普通に完食。

そう言えばネギ克服修行を含めwebで高評価の立ち食いそば屋もちょいちょい巡ってたりするのだが、何処も普通に美味いの感想しか持ち得ないので店名と画像は公開しないでおく。今後もすんげー美味いかすんげー不味いのに当たらない限りブログネタにはしないつもり。匿名掲示板とかでよく見かける知らない分からないアピールって壮絶カッコ悪いし、分からねえなら鬱陶しいから黙ってろよと正直思わされるんで、違いが分からない限り俺は黙ってる事にします。

2021年12月13日 (月)

築地の天花そば

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三ヶ月に一度の診察で築地へ行けば9割方すしざんまいでランチと洒落込むのだが今日は駅前のこちらにお邪魔。webで食レポを見るとやけに高評価なので。確か何年か前に一度利用した筈だが印象に残ってない。そんなに美味かったっけか。

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何か揚げ物を乗せようかとも思ったのだが結局かけそば。やはり俺、蕎麦オンチなので真価がよく分からんな。普通に美味いけど個人的にはもう少し濃い口の方が好みってのが率直な感想。ただ、また利用する事があるかも知れないので備忘録的にお品書き画像を残しておく。

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ラーメンばっか食ってて日本蕎麦へ戻るとネギの風味がもの凄くダイレクトに伝わる。でも拒絶反応はもう出ない。相変わらずネギ入りのビジュアルに一瞬怖じ気づくんだが、食ってしまえば全然平気。

話を濃い口に戻すと、茅場町に職場があった頃よく利用した亀よしや、その前身の武田が俺的にかなり理想で、いずれもカエシの量が余所の倍じゃないかってぐらい濃い。亀島や最近逝った一由そばも濃くて美味かった。そう考えると俺みたいなバカ舌野郎には取り敢えず濃い口を食わせとけば何でもかんでも賞賛する可能性あり。日本蕎麦に限っては、ね。ラーメンだとそうもいかないんで。

2021年12月 6日 (月)

無限列車編のおろしそば

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鬼滅の刃 無限列車編スピンオフが放映されたのは10/10だから俺のネギ克服チャレンジの丁度一ヶ月前。勿論その頃はまだ白ネギを忌み嫌ってたからこのカットを観た時は、ああっ!おやっさん余計なもん入れるな!!と心底思わされた。でも今じゃ全然平気。むしろ鬼殺隊の若者が絶賛したこのネギ入りおろしそばを俺も食いたい。

しかし地震速報が泣かせる。まあ無賃乗車なんで鬱陶しければBDでも何でも買えって話だし、こういうのを数年後に見返すと逆に味があったりするのだ。

2021年11月12日 (金)

ネギ入り富士そば

今日も仕事帰りに飯田橋の富士そばへ寄ってきたが、今日の俺はひと味違うぞ。

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生まれて初めて食うネギ入り温そばだ! 冗談抜きでカップ麺を含め温そばのネギを抜かなかった事がないので正真正銘の人生初体験。

しかし今日のすごい煮干そば、前回食った時より辛味ダレが少なくて、あの辛いのが良かったのになぁという不満が無きにしも非ずではあったが、結論から言えばこれも思ったより抵抗なく食えた。約10年前に万能ネギを、数年前に青ネギを克服した事で白ネギ撃破の基盤が出来上がったんだろうな。

とは言え、半世紀以上避け続けてきた物だから一昼一夜にして克服とはいかない。今はまだ邪魔臭いけど食えなくもないという段階。牛丼のタマネギだって克服に数年かかったし、今回も慌てず騒がずチャレンジを繰り返し徐々に徐々に抵抗感を無くしていくのみ。

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つゆを若干余したが、ネギは一欠片も残さず食い尽くした。ネギなんぞ死んでも食えるかと頑なに拒否し、我慢して飲み込もうとすると体が拒絶して吐き気をもよおした若き日の俺に見せてやりたいぜ。しかしこれも年の功か、或いはジジイ化が進んだ事で抵抗感が薄らいだか。

ちなみに今日飯田橋店を再訪した理由がもう一つあり、

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これが欲しかったから。web記事で存在は知ってたものの、前回うっかり貰い忘れて帰ってきちゃったのだ。

さあ、次はラーメンだ!・・と言いたいところだが、そこはしっかり手順を踏んで挑みたいから暫くネギ入りそばで体を慣らす事にする。

2021年11月10日 (水)

心を燃やせ 限界を超えろ 白ネギを食える漢になれ

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忌々しいこいつを買ってきた。白ネギ克服の為のはじめの一歩だ。とは言え、たま~に買ってくる事があるのを白状しておく。自作チャーハンには刻みネギが必要不可欠なので。

もう随分前の話になるが、とある町中華屋でチャーハンを注文し、スープをネギ抜きでと頼んだら店主が余計な気を利かせてチャーハンのネギまで抜いてしまった。あの時食ったチャーハンのマヌケ感といったら強烈で、以来チャーハンのネギは絶対に抜いちゃダメと思うに至り自作する際も必ず入れてる。

話を本題に戻し、まずはこれから始めようかと。

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ららぽーと立川立飛の食料品売り場に売ってた池森秀一さんコラボのそば&そばつゆ。池森さん、遂にこれ程の権威になったか。恐るべしマツコの知らない世界。

どっちでも良かったけどまずは信州ほしの小諸二八兵衛から。俺、駅そばのみならず干しそばも小諸七兵衛とおびなた八割そばとトップバリュの違いがよく分からない。これが棒ラーメンになるとマルタイと五木とサンポーの違いも判別出来るのに。結局は鍛え方が足りないんだな。

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ワーズワースの冒険のそば屋で一杯でファンファンが提唱した2要素、つけ汁はその都度少しづつ入れると良い、そばの香りや味を楽しむ為に薬味はほんの少々を忠実に守る。但しつけ汁にそばをちょっとかすめる程度の江戸っ子食いはせず、つゆでそばをビシャビシャにする池森食いがお約束。

結論から言えば、思った以上に違和感なく食えた。ただスーパーに売ってる刻みネギって風味が落ちてるから抵抗も少なかったと言えなくない。取り敢えずラーメンの前に駅そばや自宅そばは今後ネギを抜かない、トリキの貴族焼は絶対にネギマを残さず食う所から始めて徐々に徐々に体を慣らしていく。

最終目標はラーメンを飛び越え、冷や奴やモツ煮も白ネギをどっさり乗せて食えるようになる事。何年かかるか分からんけど、白ネギ克服が早いか俺様の命が尽き果てるのが早いか勝負だ。

2021年11月 6日 (土)

ラーメン凪 x 名代富士そば すごい煮干そば

webで表題の情報を掴んで行動範囲内の富士そばへ足を運んだものの東陽町・高田馬場・立川、いずれの店もやっておらず、調べ直したら今現在こいつを食えるのは飯田橋駅前店だけですと。無駄足踏んじゃったわ。で、飯田橋なら途中下車すりゃいいので仕事帰りに寄ってきた。

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いや、予想以上に凪してたな。富士そば定番メニューの煮干しラーメンより強いニボ感を味わえる面白メニュー。ただ、やっぱ本家のスープほどパンチ力ないし、こういうニボニボスープを口にすると手打ち太麺が恋しくなる。嗚呼、久々に凪逝きてえ!という意識に支配され終了って感じだった。

でも、どんなもんかいなと色眼鏡で様子を伺う凪マニアを納得させるコラボメニューには成り得てる。勿論、個人の感想なので逝くか逝かないかは自己責任で。web情報によるとこの後19日から西荻窪店・高円寺店・北千住店でも販売開始ですって。そこで採算が取れれば全国展開も有りなんじゃないの。

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