2026年8月 1日 (土)

2026年7月の映画鑑賞記録

ズーム 見えない参加者、アフターサン、パストライブス、悪魔と夜ふかし、スピーク・ノー・イーブル 異常な家族、MaXXXine、シャドウズエッジ、ノスフェラトゥ(2025)、スーパーマン(2025)、ドールハウス、赤い砂漠、サンタクロースの眼は青い、わるい仲間、ママと娼婦、ぼくの小さな恋人たち

以上15本。中旬までは順調だったのだが10日ほど前から酷い睡眠不足に苛まれ行き帰りの電車じゃウトウトして映画鑑賞どころじゃなくなり一気にペースダウン。

あとヤニねこに脳を焼かれアニメモードへ引き戻された事も影響してるか。あんなに下品で酷い内容なのに妙な中毒性がありヘビロテ止まらず。先週のボキキッ!とか最高だよ。あとアルねこが凄く良い。酒の味なんてオマケ、多幸感を得る為だけの滑走路って台詞には共感しかない。

こっち方面のアニメに興味が湧きチャットGPTに聞いてみたら夥しい数の下品アニメが存在するのね。幾つか気になるタイトルをピックアップしてサブスクで観てみたが今のところ琴線に触れる作品には出会えず。

話がズレたけど先月観て印象に残った作品の寸評を。ズームはブレアウィッチプロジェクトやパラノーマルアクティビティと同一ラインのモキュメンタリー。金かかってないように見えて実はそれなりに金かけてる印象だな。良い所はイイネって感じ。悪魔と夜ふかしは70年代に量産されたいかがわしいテレビ番組をリアルに体感した世代の一人としてただただ懐かしくツボに来る。世界的にああいうのが持て囃された時代だったんだなと思うと実に感慨深い。

スピーク・ノー・イーブルも酷い話で結構疲れるけどクライマックスがわらの犬みたいで面白い。あれ絶対意識して作ってるよな。シャドウズエッジはジャッキー・チェン主演の新作で結構面白かったけど主役と悪玉があまりにもスーパーマンでリアリティなさ過ぎ。2025年版のノスフェラトゥとスーパーマンは個人的にハズレ。私的感想だけどヘルツォークのノスフェラトゥやブライアン・シンガーのスーパーマンリターンズの方が断然俺好み。

その後は久々にアート路線へ。恥ずかしながらアントニオーニの赤い砂漠は初見。同時期のベルトルッチやスコリモフスキーを彷彿とさせるヌーヴェルヴァーグの余波作品なれども本家の多くがモノクロで勝負してた頃だから、この鮮やかな色遣いは逆輸入される形で本家へも影響を与えたんじゃないかと。とは言え1964年作なので同時期にシェルブールの雨傘が撮られてる。この辺はインスパイア云々じゃなく同時発生的な文化革命と言えるかも。

その後気まぐれにU-NEXTで作家名を色々と検索したら20代の頃に観たかったけど観る機会がなかったユスターシュ作品4本が弾き出されたので一気観。サンタクロース~に妙な既視感を覚えたのだがこれってゴダールの男性・女性の未使用フィルムで構成されてるのか。ポスト・ヌーヴェルヴァーグと言うより愛弟子みたいな関係だったんだな。

ママと娼婦は確かに聞きしに勝る傑作だけど倫理観に戸惑う部分も多かった。日本とフランスの文化的な違いもあるとは思うが俺の理解を超えてる事は否定出来ない。思えばゴダールやトリュフォーの作品にも女を口説くのに必死な登場人物が数多く登場するけどユスターシュ作品はその傾向が更に色濃い。

まあフランス人全員がこうじゃないだろうし似た感性を持つ日本人も沢山居るとは思うけど、少なくとも俺は違うタイプの人間なので共感出来なかった。それでも長尺アレルギーの俺が3時間半以上もの会話劇に付き合わされてしまったんだから作品としての力強さは本物だなと。

2026年7月 1日 (水)

2026年6月の映画鑑賞記録

ヴェノム:ザ・ラストダンス、スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース、チャンス、ハリーとトント、左きゝの拳銃、PERFECT DAYS、トーク・トゥ・ミー、レリック 遺物、ノープ、国宝、ルパン三世 風魔一族の陰謀、M3GAN/ミーガン、Xエックス、ベスト・キッド レジェンズ、パール、ホスト 血染めの晩餐会

以上16本。5月の21本に及ばなかったのは仕事仲間に薦められたVIVANT全10話一気見の影響。これに時間を取られなければ20本越えは固かったな。先月みたく全ての寸評を書くと無駄に長くなるので印象に残った作品にのみ言及。

スパイダーマンは前作同様ビジュアルイメージが魅力的。手書き風3DCGって感じでシチュエーションによって画風も作風もコロコロ変わって面白い。日本とは全く異なる文化が生み出したポップカルチャー的アニメーションの完成形と言って良いのでは。

BSで放映されたチャンスとハリーとトントはいずれも厨二の頃に観て以来の再見。やはりガキの頃とは印象が大きく異なるね。チャンスはそれなりに楽しめるコメディ位の認識だったけど今観ると相当シニカルだしハリーとトントは単純におじいちゃん映画として捉えてたものの今はむしろ身につまされる。認知症の元恋人と再会するシチュエーションとかキツいよなぁと思わされたり。

ポール・ニューマンがビリー・ザ・キッドを演じた左きゝの拳銃は1958年作という事を踏まえると当時としてはかなり斬新と言えるウエスタンで後のアメリカンニューシネマにも通ずる無軌道な展開が興味深い。後に俺たちに明日はないを撮り上げるアーサー・ペンの処女作と聞けば納得って感じ。

ヴェンダースのPERFECT DAYSは個人的に今月の鑑賞作No.1。初期作品さすらいの放浪感と浮遊感に東京画の親日感を掛け合わせた印象で、主人公の日常が淡々と描かれるだけの地味な展開ながら胸に染み入る不思議な魅力を持つ作品。現代日本公衆便所図鑑としての楽しみ方も出来る。これを面白空間として成立させてしまうのはヴェンダースの着眼点かカメラマンの力量の賜物か。

国宝は素直に良い作品だと思ったけどそれ以上の魅力は見い出せず。それと3時間もあるのに駆け足感漂うのが不思議。情報収集すると3時間じゃ収まりきらない程に原作が壮大らしいからそう考えれば結構しっかり纏まってるんじゃないかと。

数多のルパン作品から風魔一族の陰謀をピンポイントでチョイスしたのは随分前に記した鑑賞予定表にリストアップされてたからだけど何故これをセレクトしたのか全く覚えてない。大塚康生さんがスタッフ参加してるからか当時物議を醸した声優交代劇の情報を掴んだからなのか。取り敢えず作品自体は個人的にあまり刺さらず。主要キャラ5人を担当した声優さんたちはオリジナルイメージを損なわない良い仕事をしてると思った・・けど、やっぱ違和感あるな。

あとはAIに薦められた2020年以降のホラー大会だけど、中盤まで凄く良いのにそこから先は緊張感が持続しない傾向の作品が多い印象。ノープもミーガンもエックスも序盤は結構怖いのに最後まで持たない。そこが惜しいなと。それ以外だと酷い話が多くて結構メゲる。基本スラッシャー系ホラーって酷い話ばっかりで昔はそこに楽しみを見出せたけど年食った今じゃ疲れちゃう。今回観た中ではパールとホストがダントツ酷くて参った。

収穫があったとすればエックスの序盤。モダンホラー好きのシネフィルなら思わずニヤリとさせられるほど色調もカメラアングルも悪魔のいけにえをリスペクトしてる。惨劇の舞台になる古い家屋の間取りも悪魔のいけにえに激似。アメリカじゃあれが典型的な家屋の作りなのかもしれないけど。

【追記】後で分かった事だけど俺が観たホスト 血染めの晩餐会はAIが選出した作品じゃなく、同時期に公開されたズーム 見えない参加者(原題HOST)が正解だったらしい。紛らわしいぜ。情報収集するとこっちもあんまり評判良くないけどアマプラで観られるし68分と短いから一応観ておくか。

2026年6月15日 (月)

AIにお薦めの映画を聞いてみた

何でもそうだけど情報収集を4-5年怠ると完全に浦島太郎状態で何処から手を付けたら良いか分からなくなる。思えば鬼滅に出会った2020年頃からアニメ脳に支配され始め映画関連のデータ収集をサボりまくり今じゃ何も知らないのと一緒。

毎年200本以上の映画を観てた頃の事を思い返すと当時契約してたWOWOWで放映される作品はのべつまくなしに観て(まあそれなりに取捨選択するけど)気になる作品を深掘って監督やら出演者やらの関連作品に触手を伸ばし裾野を広げていく感じだった。今はWOWOW解約しちゃって、代わりを担うのがサブスクな訳だけど知識が無いと巨大な図書館に放り込まれた感覚で糸口が掴み難い。

こういう時は頼りになるシネフィルが身近に居ると一番助かる。これもコロナ禍以前の話になるけど趣味の似通った映画系ブログやレビューサイトの記述を参考にしたもんだが今となっては閉鎖した所も多いし・・

あ、そうか。AIに聞けばいいじゃん。あまりこういう事に活用してなかったけど物は試しなので聞くだけ聞いてみる。ただ漠然と面白い映画教えろって言ってもザックリした返答しか帰って来ないだろうからここはホラー系へ絞ってYAHOOのAgent iにこんな質問を投げかけてみた。

絶対観ておくべき2020年以降に製作された海外のホラー映画を教えて

で、弾き出されて来たのが以下の作品。

ホスト
ザ・ヴィジット・オブ・ナイト
マリグナント 狂暴な悪夢
タイタニックではなくタイターヌ
X エックス
ノープ
ボーンズ アンド オール
M3GAN/ミーガン
TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー
スマイル
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ
エクソシスト 信じる者

普段から情報収集を欠かさないホラー好きにしてみれば新鮮味のないラインナップかも知れないけど浦島太郎の俺にとっては極めて有意義な情報であった・・つーか、知ってる作品が1本もないという体たらく。取り敢えず気になったところでTALK TO ME/トーク・トゥ・ミーを観たら結構良かった。所謂コックリさん的な若者の降霊物だけど現代風の捻りが利いてて面白い。で、次へ行く前に一文加えて絞り込みを試みる。

シネフィルなら絶対観ておくべき2020年以降に製作された海外のホラー映画を教えて

レリック 2020・オーストラリア ゴシック家族ホラー
インヴィジブル・マン 2020・米 SFサスペンス
ザ・ダーク・アンド・ザ・ウィケッド 2020・米 サザンゴシック
ポゼッサー 2020・英・加 SFボディホラー
マリグナント 狂暴な悪夢 2021・米 ジンァーノ風スラッシャー
X エックス / Pearl 2022・米 スラッシャー二部作
ノープ 2022・米 SFホラー
バーバリアン 2022・米 変則ホームインベージョン
トーク・トゥ・ミー 2022/23・豪 オカルト青春ホラー
インフィニティ・プール 2023・加・ハンガリー サイコSF

おお、一気に偏向した感があるな。この中からレリックをチョイスして観るとこれまた妙な魅力を持つ作品で、終盤の隠し扉みたいな所から迷路に迷い込む展開が凄く良かった。このまま一気にホラー三昧と洒落込みたい所だけどホラー系って例外なく画面が暗いから通勤途中に電車内で観るにはあまり適さない。緊張感も削がれるしね。取り敢えず双方漏れなく選出されてるマリグナント、X エックス、ノープは必見作と解釈し明日にでも自宅で観る事にしよう。

ここで得た情報はしっかりメモっておき別ジャンルへ移行しようと思いつつ、更に偏向した質問を投げかけたら何を選出してくるか試してみる。

ドライエルやムルナウ等、ドイツ表現主義の古典をこよなく愛するシネフィルなら絶対観ておくべき2020年以降に製作された海外のホラー映画を教えて

順番 作品 見どころ
1 ノスフェラトゥ(2024) ムルナウ直系の現代化として確認
2 The Lighthouse 密室悪夢としての空間処理を味わう
3 Dawn Breaks Behind the Eyes ドイツ発・ポスト表現主義のゆらぎ
4 Nosferatu Re-Animated 原典の画面設計を再確認する実験作

うん、さすがに偏り過ぎ。ちなみにライトハウスだけは以前観たけど確かにドイツ表現主義っぽかった。バリエーションでアルジェントとかトビー・フーパーとかリンチとか書き出しに加えるとまた別の偏向した情報をくれるだろうから試してみる価値あり。今更だけど面白いオモチャめっけって感覚ですわ。

2026年6月14日 (日)

3D対応のブルーレイディスクプレーヤー壊れちゃった

以前ネタにしたけどウチには絶滅危惧種の32V型3Dテレビ(LG 32LA6600-JA)があり、普通のテレビとしてダイニングキッチンで活躍してる。で、数日前久々に3D映像を堪能したくなり観ようと思ったらプレーヤーのリモコン操作が出来ない。リモコン自体に異常はないから本体側の受信不具合で、本体スイッチでは普通に動くものの昨今どの機種も主電源とディスク開閉とプレイ・ストップ・ポーズ位しかなくて大抵の操作をリモコンで行うからリモコンが効かない時点でそれはもう使えないのと一緒。

ウチの3D対応プレーヤーはLGのBP630というモデルでweb検索したら今も一応メーカー修理は可能らしい。ただ購入時の納品書をチェックすると、

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9000円しない安物。どう考えても修理費は1万超えるだろうし13年も前の機種を今更修理するのも得策とは思えない。そんな訳でこいつは破棄決定。長いことお疲れ様でした(全然使ってなかったけど)。思い返せばこれに電源を入れたのは恐らくコロナ禍の頃が最後だから4-5年間放置してた事になる。そりゃ壊れても仕方ない。

もう3D放送なんかやってないから新調するのもアホらしいのだが手元に僅かばかり3Dブルーレイディスクがあり、それが観られなくなっちゃうのは口惜しい。こういう時のヤフオク頼みって事で手頃な3D対応の中古品を探したらSONYのBDZ-AT900ってレコーダーがそこそこリーズナブルに入手出来そうだったので入札し5000円程で落札。

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2011年製でボディは結構キズだらけなれども動けば問題なし。

先のLG製プレーヤーを外す際に触ったらボディ全体がオイルの皮膜を被ったみたいにベタベタする。長年ダイニングキッチンに置いておくとそうなりがちだから寿命を縮める一因になったかもね。あと全く火を入れなかったのも問題。車と同様に家電品の長生きの秘訣は日常的に使ってやる事で、放置するのが一番ダメ。今までテレビのチューナーで番組を観ててBDプレーヤーはHDMIケーブルを繋いでるだけの飾り物だったけど今回買ったのはレコーダーだから、以後はレコーダー側のチューナーで番組を観る事によって強制的に通電しようと思ってる。

***

ここで今となってはあまり有意義じゃない3Dに関する豆知識。3Dブルーレイディスクには3DTMとサイドバイサイド方式があり、3DTMってのは市販ソフトで、3D対応のプレーヤーがないと再生出来ない。サイドバイサイド方式はテレビ側で変換するからBDさえ再生出来ればプレーヤーは何でもOK。但し、

Img_2904

3Dテレビで観ないとこんな調子で大昔のステレオ写真みたいになってる。これをテレビ側でモードチェンジすると、

Img_2906

全体ぼやけた感じになり、3Dメガネを通して観ると立体映像が堪能出来る。VRが台頭する今となっては完全に過去の遺物だけどこれはこれで味があって面白い。手元のライブラリーを見返すと3DTMの製品版はアバター1枚のみ。これの為だけに5000円費やして中古品を買ったのか思うと損した気分になるのでデッキのみならず中古3DBDも物色し1枚購入。

それが600円程で出品されてたアナ雪。まあ良作ではあるけど個人的には何度も見返したくなる程の作品じゃなかったりする。でもラインナップを見渡すと他にめぼしいタイトルがないんだよね。ちょっと琴線に触れたのはナイトメア・ビフォア・クリスマスぐらいで、これは通常版BDが手元にあるし今更3D買ってもなあ・・って感じでスルー。

他は以前WOWOWを録画したサイドバイサイド方式のBD-Rで、

アベンジャーズ
アメイジング・スパイダーマン
ヒューゴの不思議な発明
フランケン・ウィニー
マダガスカル3

以上5本。フランケンウィニーは結構好きだけど他は折角だからと録画したのを持ってるだけ。市販品をチェックしてもこういう売れ筋の大作ばかりでイマイチ面白味がない。

今回改めて思ったのは3Dが本領を発揮するのはCGアニメだなと。実写の3Dは壮大な舞台背景であってもスケール感が削がれ、まるで模型を見てるような違和感ばかりが伝わってくる。ところがCGアニメは正に飛び出す絵本って感じで不自然なく楽しめる。アナ雪を買ったのもそういう理由ですね。どうせまたすぐ飽きちゃうと思うけどそれまでは飯の合間に3D映像を存分に楽しもうかと思ってる。

2026年6月 3日 (水)

2026年5月の映画鑑賞記録

Single8、乱れからくり、エル、フレンチコネクション2、海の上のピアニスト、プロフェッショナル、追憶、野獣暁に死す、侍タイムスリッパー、GOLDFISH、ヘルレイザー、大長編タローマン 万博大爆発、ミッション:インポッシブル デッドレコニング、ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング、インディ・ジョーンズと運命のダイヤル、劇映画 孤独のグルメ、次元大介、リターン・トゥ・サイレントヒル、28年後...、イエスタデイ、エイリアン:ロムルス

以上21本。このペースを今月以降もキープするのは無理かもしれないけど取り敢えず深刻な映画離れモードから脱却出来たかなと。既にレビュー公開済みの4本は省略して海の上のピアニストから寸評を。しかし約3年サボってたから今更な作品が目白押し。

同時期に公開され混同されがちなポランスキー監督の戦場のピアニストは大好きな作品だけどこっちは未見。少し前にBSで放映されたので録画して観たら良い所は良いんだが突っ込み所も多い作品だなってのが私的見解。トルナトーレ監督だとニューシネマパラダイスも同様で、良い所とそうでもない所が共存してて絶賛に至らずって感じ。

プロフェッショナルは70年代に複数作られたプロフェッショナル物(・・というジャンルが存在すると仮定して)の先駆けなれど主要キャラ4人のプロフェッショナル感が弱くてイマイチ乗れず。西部劇へ傾倒した中二の頃に観たらそこそこ楽しめたかもしれない。

追憶はここでネタにした自宅鑑賞が苦痛になる1作。俺、70年代の海外メロドラマが心底性に合わず陶酔出来た試しがない。じゃあ何で観たのかと言えばチラシブームの頃これのチラシも手元にあり作品名だけはよく覚えてて、それがたまたまBS4Kで放映されたから。う~ん・・ 好きって人には申し訳ないけど俺はよく分からなかった。

野獣暁に死すは仲代達矢が悪玉の親分を演じるマカロニウエスタン。見所はそこだけの安い映画だったなあ。こちらも途中で観続けるのが辛くなったけど通勤途中に観たから難なく完走。

侍タイムスリッパーは良かった。時代劇愛溢れるホンも良かったけどそれ以上に役者さんが良い。失礼ながら存じ上げなかったけど主人公と好敵手を演じたお二方、長年テレビドラマや舞台で腕を磨いたベテランのバイプレイヤーなのね。そう言われればあの貫禄にも納得。

GOLDFISHはアナーキーのギタリスト藤沼伸一さんが初メガホンを取った自伝的作品。伸一さんは以前からシネフィルを自称してたのでその造詣が活かされた感のある佳品。ただマリの件は一ファンとして観てて辛い。多かれ少なかれ脚色されてるとは思うけど史実通りなら正直悲し過ぎる。

タローマンはシュール系ギャグ好き的に深夜テレビのショートショートならそこそこ楽しめたけど長編化されると駄菓子で満腹させられる感覚でひたすらクドい。これも途中で投げ出したくなったが我慢して完走。それだけに後味は最悪。

M:Iシリーズは相変わらずハズレなし。長編アレルギーで集中力散漫な俺でも面白けりゃ集中力は持続するんだという事を再認識。個人的にはデッド>ファイナルって感じで完結編より前作の方が圧倒的に楽しめた。まとめに入っちゃったのが災いしたかも。

逆にインディ~はあんまり乗れず。印象的にはディズニー製SW諸作品と似たり寄ったりで過去の人気作を食い物にしてる感ばかりが伝わってくる。それでもカレン・アレンさんの元気なお姿を拝見出来たのは嬉しかったかな。

劇映画孤独のグルメは予想以上に良かった。松重豊さんは監督志望でもあったからテレビシリーズの雰囲気を損なう事なく重厚感ある映画に仕上げてて非常に好印象。封切り時に公開されたヒロトとのトーク番組によると珉亭バイト時代にヒロト主演で撮った未完の8mm映画があるらしく、是非観たいけど公開される事は絶対ないんだろうな~

すげー長くなっちゃったのでここからは駆け足。次元大介は・・ノーコメント。サイレントヒルの世界観は素晴らしいのだが傍観するよりプレイヤーとしてゲームに没入した方が面白いに決まってる。28年後も中盤までは良かったのに終盤の謎展開で魅力が削がれた印象。イエスタデイは着想が面白いけど盛り上がりに欠け、大オチなしで終わってしまい不完全燃焼。エイリアン:ロムルスはちょっと良かったかな。1.2作目支持者へのファンサに終始してる感は否めずとも個人的にそこそこ乗れた。

取り敢えずこんな調子。今月鑑賞予定の作品も10本程あり既に1本完走済みなれど、それ以降は積極的に情報収集&選定していかないとまた一気にペースが落ちるので、どっち方面へ触手を伸ばすか画策中。

【追記】
過去記事をキーワード検索したら野獣暁に死す、2010年4月にも観てたわ。まあその事を完全に忘れてる時点でお察しをって感じ。

2026年6月 1日 (月)

2026年1-4月の映画鑑賞記録

5月分を書く前に1-4月の観賞記録を。

666号室、フェイブルマンズ、スピルバーグ!、トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド、眠れる森の美女、君たちはどう生きるか、THE FIRST SLAM DUNK、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来、超かぐや姫!、ペンギンハイウェイ

以上10本。4ヶ月でたったこれだけ&2本が短編、更に言えば10本中7本がアニメ作品と正に映画離れ街道まっしぐらって感じ。あと言わずもがな鬼滅だけは劇場鑑賞。

簡単に寸評を書いていくと666号室はヴェンダース監督のドキュメンタリー短編で今まで観る機会がなかったもののサブスクにラインナップされてたので折角だからと鑑賞。ホテルの一室で有名監督達の独白を記録した作品で個人的には特に刺さる物もなし。スピルバーグの自伝的作品フェイブルマンズは想像とかなり異なる内容で、勝手に期待したって事もあるけど俺はイマイチ乗れなかった。スピルバーグ!はその名の通りのドキュメンタリーでフェイブルマンズ観たら関連作品として弾き出されてきた1編。既出の話ばかりで特筆すべき事もなし。

宮崎御代の君たちはどう生きるかは以前放映された金曜ロードショーの録画データで。千と千尋シリーズ第二弾って感じなれども変な映画感は千と千尋よりも上で和製不思議の国のアリス度が増してる印象。面白かったけど個人的に比較すると僅差で千と千尋へ軍配。

スラムダンク、劇場版鬼滅、超かぐや姫は既にレビューを書いたから割愛。ペンギンハイウェイは結構前に友人から薦められ長らく保留してた1本。これもちょっと千と千尋っぽい部分を持つファンタジーだけど印象的には細田守監督作品とかに近い。ダレる部分もあったが魅力的な箇所も多いからトータル的には好印象。

で、ディズニー作品2本も金曜ロードショーの録画だけど内容が記憶の彼方でノーコメント。つまらないとか好きじゃないとかじゃなく覚えてないから何も書けないのだ。

取り敢えずこんな調子で5月分へ続く。

2026年5月21日 (木)

俺のサブスク遍歴

前回の休みにBSで録画した映画を3本ほど自宅鑑賞したらいずれも個人的にハズレで、ここじゃ作品名を伏せるけど3本目に観た作品に至っては観続けるのが苦痛で10分観たら休みを挟んでまた10分みたいな感じで無理矢理鑑賞。途中で投げ出しても良かったのだがそれだと観た事にならず正真正銘時間の無駄になっちゃうので意地になり完走したというのが正直なところ。

そんな事もあり先週末から久々にiPadでの通勤途中鑑賞を再開。自宅鑑賞だと誘惑が多くて集中力が持続しなかったりするが通勤途中だと逃げ場がないから観念して面白くない映画でも逆に集中出来たりする。思えばその恩恵で年間平均2-300本の鑑賞ペースを10年近く維持出来たんだっけ。そりゃ面白い作品なら自宅や劇場で落ち着いて観たいけど、そうでもない作品は移動中や出先で観た方が個人的に有意義。

しかし何年か前まで愛用してたSONYのポータブルBDプレイヤーは完全にお役御免。最後に録画データをディスクへ焼いたのも1年以上前という有様だからなぁ。故に前言撤回して映画鑑賞記録の新カテゴリー追加。今後はサブスクを中心に時折録画データやDVD&BD鑑賞も含めるスタンスで行きます。

で、これを期に備忘録として表題のサブスク遍歴を書き留めておこうかと。

まずスタートラインは2017年1月のアマプラ。仕事仲間に薦められ無料体験登録したら30日後に予告なく年間有料会員へ切り替わるという姑息な手段に引っかかり、それでもまあ買い物すれば送料無料だし会費もアホみたいに高くはないから1年かけて元を取ろうと気になる作品は片っ端から観た。但し有料会員になったのは自分の意思じゃないから更新時期の直前に解約し、暫くサブスクと無縁の日々を送る。

それから約1年半後の2019年8月にNETFLIXへ入会。当時話題になった全裸監督を観る為ですね。この時は確か無料体験期間に全話完走し即解約しちゃった筈。以後NETFLIXは気になる作品が公開されれば再契約し観終えたら解約という付き合い方を続けてて、過去記事をチェックするとプルートウ、極悪女王、新幹線大爆破、超かぐや姫の為に再契約。だから出たり入ったりを5回繰り返してる。

少し遡り2020年10月に鬼滅の刃目的でアマプラ再契約し1年で解約。それから2022年に再契約し以後は一度も解約する事なく今も利用し続けてる。但し観るのは映画よりアニメ作品の方が圧倒的に多い。

平行して2023年11月に悪魔のようなあいつ目的でU-NEXT入会。ラインナップがアマプラより豊富という事もあり会費を払い続けてたけど利用しない時期が数ヶ月続く事もあるので今後はNETFLIXと同じ付き合い方にしようと思うに至り最近解約してしまった。だから今利用してるのはアマプラのみ。ただアマプラってリーズナブルな分だけ制約も多く、ここ数日の通勤途中鑑賞で長編作品を寸断する広告に嫌気が刺して有料の広告フリー導入。但しこれは不要と感じたら即キャンセルする予定。

取り敢えずこんな感じ。金が無限にあればアマプラ広告フリー契約もNETFLIXもU-NEXTも入りっぱなのだが俺は生粋の貧乏性だしサブスクの会費ってホント塵積なのでマメに契約解約を繰り返した方が賢明。例えば俺が支払った約2年8ヶ月分のU-NEXT会費は2189×32=70048円。それなりに有効活用してたけど前記通り観ない時は数ヶ月観ないから数万が無駄金。そりゃ勿体ないですわ。

映像関連とは別に音楽関係の事もさらりと。一時期Amazon Musicを利用してたけどアップグレードしないと制約が多いので結局使わなくなり、今はもっぱらSpotify。これは利用しない日がないぐらい活用してるから解約する事なく月会費を払い続けてる。ユーザーとして特に不満はないけど聞くところによるとSpotifyって還元率が低くてアーティストには不評らしい。そういう話を聞かされると還元率が高いというApple Musicへ乗り換えた方が良いかなと思ったりはするものの個人的に不都合がないからそのままになってる。

ただ、使い勝手を比較した事がないから平行してApple Musicも試してみようかとは常々思ってたりして。でもまあこの辺は気が向き次第って感じ。

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